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特抜雑記vol.26 神秘の國
こんばんは。特別抜刀隊の万唐です。
完全に投稿してるつもりでいてたorz…
明日から盆休みに入るので、疲れを取りつついっぱい作業するぞ〜
【先週(+4日)の作業報告】
○『或る』シリーズ 変更点の報告
・予告動画の概要欄の、四週目の行にその他数曲という記載に関して、2曲の予定だったのを一曲に変更しました。
もともと手紙の内容を読み上げて〜とか考えてたんですけど、やっぱ生声が出てくると白けるなって思ってやめました。
・一連の小説(手紙の形式をとっています)を二本に増やしました。より詳しくストーリーを伝えられると思います。(たぶん)
・No.2の未定稿を、数人の知り合いに聴いてもらい、感想をもらいました。それを反映させて最終稿を制作します。この「感想」に関する所感は長くなるのでまた来週の記事で。
報告は以上。
さて今回は、先日公開した『或る夜の物語-考察-』の、音づくりに絞ってお話しようと思います。
この楽曲群は、どちらもリメイクなので、所々原作を踏襲してはいますが、今の自分にできる最大限の仕事を意識して、原作から今作までの間に学んだことを活かしながら作りました。
音量の調節関連では、例えば、オートメーションに書き込んだノコギリ波形をパートによって深度を変えたり、同トラック内のメロディでも微かにベロシティを変えたり、欲しい周波数をイコライザーで作り出したりと、意識的、無意識的に関わらず、学んだことが無為になっていなくて良かったと思いました。本当はどこかに書き留めておくべきなんだけどね…。
無意識といえば、意識していないところで鳴っている音が雰囲気を生み出すのに重要な要員である、ということを、ようやく単なる知識から技術に進化させられたと感じました。
保持音、白玉和音他は何ていうのかな。凄く良い一覧表を見つけたので、それに一部変更を加えて書き残しておきます。
1 メインメロディ
2 対旋律
3 ベース、
4 パッド
5 オスティナート
6 保持音
ちなみに、この表を知ってから最初につくったのは、HAND MADE EDENのNo.7です。
『考察』という客観的で冷静な立場。それを、電子音と規則的なリズムで表現して、かつての友人の死、そして月へ還るという幻想的な幕引きを、ピアノや弦楽を用いて表現しました。
ちなみに、サビの裏メロはNo.2の歌詞です。
▷真円の月が後光のようで
▶さぁ、帰ろうか 神秘の國に
▷不治を憂いて傾揺の日々
▶心に残るのは命の虚しさ
そんじゃあな