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〈ライブレポ〉シトナユイが魅せた最高の35分
おはようございます。こんにちは。こんばんは。おやすみなさい。
しがない音楽ライターのとくと申します。
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(https://www.yumebanchi.jp/artists/64532)
先日の5/13(土)、梅田Shangri-Laで開催された音楽ユニット「EYRIE」による対バンツアー「interwave」の大阪公演に縁あってご招待いただき、是非見てもらいたいと紹介してくださったアーティスト・シトナユイさんをメインにTESTAさん、EYRIEさんといった全出演者のステージを拝見して参りました。
主催ユニットのEYRIEさんに加えTESTAさんの良さも書きたくてうずうずしているところですが、今回はイベントのトップバッターとしてステージに登場したシトナユイさんのライブレポートを掲載します。
大阪・梅田に君臨した女王
-1.morning moon-
鳥のさえずりとアラーム音と共にショーが始まりました。ステージにはシトナユイさんが一人。
歌声はかなりクールで、照明の落ち着きも相まってどんどん惹き込まれていきます。
R&Bを基調としながらオルタナティブさも持ち合わせた音楽。打ち込まれたビートが気持ちよく身体に響いてきます。
客席内のシャンデリアがライトに照らされ一瞬にして幻想的な空間となった梅田Shangri-La。ここから更にステージは熱を帯びていきます。
2.You make my feeling foggy
1曲目の落ち着いた雰囲気から一転、ラテン味のあるダンスミュージックへと移行しました。シトナユイさんの優しくも力強い歌声がフロアを包み込みます。
「聴いていて気持ち良い」と感じさせるリズムとメロディがだんだんとオーディエンスの身体を揺らしていきます。
3.MANNERS
こちらもまた新たなジャンルを感じさせる1曲。
ストリングサウンドも駆使しながら、アンダーグラウンドな世界を表現しています。
3曲目にしてフロアは完全にステージ上で輝くシトナユイさんに惹き込まれ、ノリノリの状態に。
4.With
フロアが完全に"仕上がった"ところで次に披露されたのは、更にジャンルの違うジャズメインの曲。
とにかくリズムが気持ち良い、気持ち良い。
特徴的な声色にジャズの雰囲気が合わさり、壮大な世界観を見せつけました。
5.image
こちらもジャジーな一曲で、Withとともにメロウな雰囲気を醸し出しました。
ライブの中盤、盛り上がりを見せる前の、まさに「嵐の前の静けさ」のような穏やかな曲を披露してくれました。
6.LOVE AS HELL
MCの後、手にしたギターと共に演奏したのはエレクトロニック・ロックな一曲。サビがギターメインで「LOVE AS HELL」と何度も歌う部分にオーディエンスも無意識に体が動いてしまい、打ち込みの音も重なってステージが終わった後でも頭から離れないような、強烈に印象を残す一曲でした。
7.METAVERSE
さらにショーは盛り上がります。
最高なビートに、サックスも入ったバンドサウンド。
刻みやすいリズムに気付けばフロア全体がダンスホールのようになっていました。
「私のことを初めて見る方がほとんどだと思うんですけど、楽しんでください」と序盤で話したのが必要なかったかと思わせるぐらいノリノリになったフロアは素敵な空間で、終わってほしくないと思うような時間でした。
8.MUSEUM
最後は代表曲とも言える「MUSEUM」を披露。
キャッチーなメロディーと後ろで響くサックスのサウンドが、楽しさを感じさせながらもどこかライブが終わりに近づいている悲しさを滲ませているようにも感じました。
「これはまた見たい」と、心からそう思わせるステージでした。
シトナユイの良さにどっぷり浸かった35分間
私はシトナさんのステージを生で拝見するのが初めてでしたが、強烈に頭に残る演奏に胸を打たれました。
久しぶりに「これはやばい」と思わされました。
帰り道、どうしても聴きたくて音源を聴いても、「さっきみたいにライブでさらに盛り上がりたい」「また行きたい」という心理にさせるシトナさんの魅力が読んでくださった皆様に少しでも伝わったなら幸いです。
シトナユイさんのSNSアカウント・YouTubeチャンネル・サブスクリプションサービスは↓こちらから!是非お聴きください!
最後になりますが、ご招待いただいた関係者の皆様へ心より感謝申し上げます。この素晴らしい経験で、さらに新しいアーティストとの出会いを渇望する気持ちが生まれました。
ありがとうございました。
ではまた次回もお会いしましょう。
しがない音楽ライター・とくがお送りしました。
失礼します。