【M1 Ultra超え】 Mac Proに搭載されるモンスターチップ。
先日のAppleイベントでアップルは2022年今年中にMac Proを登場させると示唆していました。ハイエンドのMac Proと言うことでチップもさらに強化されるはずです。
しかしMac studioに入っているM1 Ultraは既にかなりハイエンドになっています。さらにその上位のMac Proが来ると言う事ですので、もちろんチップもM1 Ultraよりも強化されるはずです。
そして現在最も言われているのはこのM1 Ultraチップを2つ連結させた、つまりM1 UltraのベースであるM1 Maxチップの4倍のチップが作られるのではないかと言う噂があります。
M1 UltraチップはM1 Maxチップを内部にあらかじめ用意されていたUltra fusionと呼ばれるインターコネクター接続を使うことで高速を送信することができます。
そのために新しいハイエンドチップを、M1Maxをニコくっつけるだけで完成することに成功いたしました。
M1 Maxが2個なのでM1ウルトラはすべての強コア数が2倍になっています。
トランジスタ数は114billionで、コア数も2倍ということでCPUは20コア、GPUは64コア、そしてその他のニューラルエンジンやRAMも2倍になります。
こんな感じでもしこの2倍になったM1 Ultraがもう一度2倍、つまりM1 Maxの4倍になればもちろんすべてのコア数もM1 Maxから4倍になるということです。
プレゼンの表からはM1 UltraチップはCPU、GPUともに他社のIntel、Nvidiaのハイエンドクラスに匹敵するグラフを出していました。もしM1 Ultraが実現すればそれらを軽く抜き去ってしまうことでしょう。
さらに2倍と言うことでRAMメモリは256 GBになると言う事ですね。
M1 Ultraチップをもう一度Fusionさせると言う事はサイズももちろん大きくなると言うことです。すでにM1 UltraはM1チップの8倍の大きさになっています。
アーキテクチャが同じでさらにフュージョンさせた場合、
「M1 Ultra x 2 チップ(仮)」はM1チップの16倍の大きさになり、288billionのトランジスタ、M1チップ 64倍のトランジスタになります。
チップをどんどん連結していくいうこの構造は、コア数やRAMなど各パーツをどんどん増やしていくと言うことに関してはとても画期的ではあるんですが、拡張性がないので例えばRAMを増設したいとかも難しくなりますよね。
でも構造でもこの方法の製造ってめちゃくちゃコスパも良いんですよ。M1 Maxはもうすでにダイサイズがとても大きくなってしまいました。これ以上大きさを増やしたら製造コストがあがってしまいますので、単純に連結していくことは非常にコスパが良くなるはずです。
しかしもう一度このM1ウルトラを2倍にするのであれば1つ問題があって、どうやって接続するのでしょうか。
M1 UltraはM1 Maxを内部のUltra fusionによって連結させたのですが、もう1カ所を連結させる部分が備わっているのでしょうか。
もしなければ、無理矢理増設してしまうとかなり遅延が発生し、さらにコアを増やしたとしてもパフォーマンスは相対的にはかなり下がってしまうはずです。
しかもM1 Ultraを× 2倍した場合メモリの最大容量は256 GB、めちゃくちゃ多い気がするんですけど今のMac ProはもっとRAM上限が解放されてますからね。
そういえばdGPUもアップルを開発するなんて噂が、Appleシリコンを発表した当初はかなり言われたのですがその辺はどうなったんですかね。もしかしてチップを搭載して後は外付けのGPUとかRAMを追加できるような形にするのか。もちろん上限は解放されますが性能が。。
M1 Ultraを重ねる感じに増設にするのかって言う噂もありましたが。
しかし魔人ブーさんがツイートしてる中では、縦型構造ではなくて横に拡張されてますね。
十字のインターポーザーがのようなものが見えるんですがそんな構造あるんですかね。
まぁとにかく次のイベントが待ち遠しくなってきましたね。
現在のMac studioでもM1 Ultraと言うことで、スペックいろいろ調べてみたんですが明らかに プロのクリエーターが ProRes の8Kとかを編集する以外の使い方がほとんどないんじゃないかと思う位のチップなので、
このM1 Ultra x 2 (仮)は一体何に使うんですかね。
まぁロマンが溢れるチップであることは間違いないと思います。