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七夕

短冊に願い事を書いてみた。
それを笹の枝に括ってみた。

あなたにまた会えますようにと…

そんな事、書いても叶うわけないと
わかってるけど書いてみた。


あなたは私の事を好きでもないくせに
連絡をしてくる。

私はぶち壊す覚悟で責めてみた。

あなたは淡々と言った。
気持ちに潤いがないと…
なんとなくわかるような気がした。
私も同じようなものだと思う。

壊れちゃってもいいと思ってる。
別にどっちだっていいって
思ってるくせに短冊に願いを書いた。

あなたは会えないからわかることも
あったという。

こんな話しが出来る相手がいて
良かったと私はあなたに言った。

文字だけの世界で出会った事に
少しだけ感謝して笑った…




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