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【2024年まとめ】聴きまくった大好きな音楽振り返ります!【21曲】

こんにちは!
本記事では、2024年にたくさん聴いた大好きな音楽たちをまとめてみたいと思います!!

まず、2024年に好きになった曲・聴きまくった曲を10曲紹介します!(2024年リリース以外の曲も含みます!)
次に、2024年にリリースされた楽曲の中で好きな曲・聴きまくった曲を11曲紹介します!

よければざっとでも目を通してみてもらえると嬉しいです!


再生リスト

今回ご紹介する21曲をYouTube再生リストにまとめてみました!よければチェックしていただいて気に入った曲があると嬉しいです!


① 2024年好きな楽曲ベスト10 (リリース年無制限)

リリース年を2024年に限らず、今年聴いた音楽の中でもっとも好きだったものを10曲選びました。
これは自分の中で本当に自信をもって大好きな曲ばかりです!!

1. 100 gecs「mememe」(2023)

ハイパーポップの代表的アーティスト、100 gecs(ワンハンドレッドゲックス)の2023年リリース楽曲です。読み方は「mememe(ミーミーミー)」でしょうか。
この曲は言うなれば中毒性300%です。
2024年下半期はこの曲の依存性に脳を支配されていたと言えます。
楽しすぎるおもちゃ箱みたいな印象の音楽です。
いつでもこの曲をかければ楽しい気持ちでいっぱいになります。好きすぎる!!

2. Peterparker69 × Tennyson「skyskysky」(2024)

「skyskysky(スカイスカイスカイ)」は日本のオルタナティブポップスユニットPeterparker69(ピーターパーカーシックスナイン)とカナダのアーティストTennyson(テニスン)のコラボ楽曲です。

この曲は音楽としての気持ちよさが異常です。
この曲を聴いていると、心や身体の中にあるわだかまりや不快感のようなものが消え去っていき、自分の体重がゼロになり上空を舞っているかのような爽快感に包まれます。それはまさに私が音楽に対して求めていることそのものだった気がします。私にとって理想を体現したような楽曲です!

3. GeG「EDEN (feat. にしな & 唾奇)」(2023)

「EDEN(エデン)」はふとしたときにYouTubeで出会っただけの曲ですが、第一印象から最高で、それから毎日聴いていました。
ナイトクラブでの一夜限りの出会いとラブロマンスみたいなテーマで、すごくアダルティックで都会的なオシャレさがあります。
音楽を聴くことの魅力のひとつに、「それを聴いているあいだオシャレな気分に浸ることができる」というものがあろうかと思います。「いまこれを聴いている自分がオシャレすぎる!」みたいなキラキラした感覚です。この点に関して言えば「EDEN」はあまりに大きな効果があります。例えば日が沈んだ後の暗い帰り道なんかに聴いてみてください。オシャレすぎて笑顔になっちゃって疲れとか全部吹き飛びます(私の場合)。本当に気分のいい曲です!大好きです!!

主な作曲は、変態紳士クラブに所属するトラックメイカーのGeG(ジージ)です。
作詞はSNEEZEと唾奇(つばき)です。唾奇は沖縄出身のラッパーで、OZworld「NINOKUNI (feat. 唾奇)」の客演や琉球螺旋への参加でよく名前を見ます。
歌唱は唾奇とにしなです。にしなは日本のシンガーソングライターで、YOASOBIのikura(幾田りら)も輩出した「ぷらそにか」というシンガーソングライターの集まりに参加しています。「ぷらそにか」は、Sony Musicが主催している音楽講座「the LESSON」の受講生らを中心に結成して、2016年8月よりYoutubeにて音楽の投稿を開始した集まりらしいです。にしなの歌声は一度聴いたら忘れられないほど個性的で、なんだか今っぽい魅力を感じさせます。

(ここからはごく簡単な感想に留めます!)

4. Mura Masa「bbycakes (with Lil Uzi Vert, PinkPantheress, Shygirl)」(2022)

切ないラブソングですが、ひとつひとつの音が耳に優しく、その聴き心地のよさからは制作者の愛情さえ伝わってくるようです。いつ何時でもどんな気分のときでも抵抗なく再生できちゃうクセのなさがあって本当に大好きです!
(この曲には、ピーナッツくんが紹介していたことがきっかけで出会いました!)

5. Kvi Baba「Luv Myself (feat. AKLO & KEIJU)」

こんなに優しいヒップホップは聴いたことがありません! 全体的に優しくも、どこか厳しく背中を押してくれる、生活の支えになってくれるようなラップナンバーです。私にとっては、仕事で凹んだ日に逃げ込む拠り所のような存在でいてくれました。

6. ピーナッツくん「Wha u takin bout (feat. hirihiri & lilbesh ramko)」(2024)

ピーナッツくんの音楽的な到達点のひとつだと言えるでしょう。サウンドの中毒性が高いです。

7. Orangestar「白南風 (feat. IA)」(2024)

夏×青春×ボカロみたいなイメージのボカロP、Orangestar(オレンジスター)さんの楽曲「白南風(しらはえ)」です。
今年の夏はこれで夏気分を盛り上げました。めっちゃ好きです!

8. 100 gecs「Doritos & Fritos」(2023)

ピーナッツくんがこの曲を紹介していたことがきっかけで知り、ドハマリしました!サビが楽しすぎてクセになります!晴れが似合います!最高!

9. ピーナッツくん「Bloody Mosquito」(2024)

ピーナッツくんの熱い生き様がこれでもかと凝縮された高血圧な楽曲です。2024年リリースのピーナッツくん4thアルバム『BloodBagBrainBomb』の代表曲とでも言うべきポジションになります。
ピーナッツくんの音楽表現におけるひとつの完成形を見せつけられたようなクオリティの高さとインパクトの強さがあります。
「Drippin' Life」的なバイブスをいまのピーナッツくんが表現したらこうなる、というようなイメージでもあります。

10. 4s4ki「おまえのドリームランド (feat. KOTONOHOUSE)」(2020)

私は2024年の冬に4s4ki(アサキ)にハマりいくつか曲を聴き込みました。好きな曲がいくつもできましたが、最終的に一番好きなのはやっぱり「おまえのドリームランド」でした。
仕事がうまくいかない時期、4s4kiの音楽にはかなり助けられていました。聴いてて癒し効果が高い気がします。「おまえのドリームランド」は本当に大好きです!!


② 2024年好きな楽曲リスト(2024年リリース)

今年たくさん聴いた大好きな楽曲のうち、あくまで2024年リリースの楽曲をとにかく一覧させてもらいます!

1. oops cool「Too busy work」

2024年突如現れた、非アングラ的な冴えない社会人系ヒップホップグループ(勝手に言ってます)、oops cool(ウップスクール)。デビュー曲「Too busy work」がSNSで話題となりました。「RIP SLYMEを彷彿とさせる」(もちろんいい意味で)とよく言われます。
皮肉なしにポップなヒップホップで本当に好きです!

2. lilbesh ramko「haikai:pop」

2024年9月にリリースされたlilbesh ramko(リルベッシュ・ラムコ)の2ndアルバム『徘徊collection』の表題曲的なポジションの楽曲。いま一番聴いているramkoさんの曲が「haikai:pop」です!
ramkoさんらしい割れた音使いはありますが、激烈な雰囲気ではなくむしろ楽しいポップソングとしての色合いが強いです!
(lilbesh ramko「nichijou:loopmania」も好きですが、ループしすぎて頭がおかしくなりそうだったのでしばらく控えています!)

3. PAS TASTA「My Mutant Ride (feat. 柴田聡子 & TAKU INOUE)」

2024年10月にリリースされたPAS TATSAの2ndアルバム『GRAND POP』に収録された一曲です。
音楽的な楽しさもさることながら、歌唱&作詞を担当された柴田聡子(しばたさとこ)さんのリリックとフロウが新時代すぎて本当に感動し圧倒されました!
こんなにもワクワクする楽曲はありません!今でもずっと胸のあたりが弾むような気持ちで聴けてます。まったく掴みどころがありません。この曲は不思議すぎて何も理解できないのに、ずっとワクワクさせられています!

4. Tohji「medium rare (prod. Mechatok)」

わかりやすいダンスナンバーではありませんが、聴いているときの気持ちよさからはTohjiらしいこだわりが伝わってきます。めっちゃ気持ちよくて好きな曲です!
作曲はドイツを拠点とするプロデューサー、Mechatok(メカトック)です。MechatokはこれまでTohjiに対して「echo」「one」「ULTRA RARE」「UFO」などでビート提供しています。
Mechatokの出すポコポコした音がめっちゃツボなので、またTohji×Mechatokの仕事が聴けてすごく嬉しかったです!

フックの最後が次のラインで締められます。

Everything 暗くても shine like Mario
〔=すべてが暗くてもオレはマリオみたいに光輝く〕

Tohji「medium rare (prod. Mechatok)」歌詞

暗闇でも光ろうとする彼のスター的気概とどこかおかしな(少しズレた)言語センスが光る素晴らしいリリックでかなり好きです!

5. kZm「TRAUMA (feat. ralph)」

「TRAUMA」はなんか気に入ってめっちゃよく聴いてました。

2024年11月にリリースされた、kZm「Sagging My Jeans (feat. Lil Ash 懺悔 & Tohji)(Prod. Chaki Zulu)」もよく聴いていました。
どちらもkZmメインの曲ですが、kZmって結構こうした暑苦しい印象の、パワーある楽曲を繰り出してくるタイプのラッパーなんですかね。あまりたくさん聴けていませんが、そういうイメージがついてきました。

6. IA「残響ディスタンス (feat. hirihiri & lilbesh ramko)」

ピーナッツくんやPAS TASTAとも関係が深いhirihiri(ヒリヒリ)さんとlilbesh ramkoさんが好きだったので聴くようになりました。

歌唱はボーカロイドのIA(イア)さんと人間のlilbesh ramkoさんです。
作詞はramkoさんだそうですが、割とピュアなラブソングで可愛くて癒されます。
作曲とIAさんのボイス調整はhirihiriさん担当だそうですが、音楽は楽しくて好きですし、このIAさんの歌声もちょうどよく可愛らしくてかなり好きです。

なんとなく感想記事まで一本書いちゃいました。
もしお時間ありましたら読んでみてくれると嬉しいです!(曲の感想だけでなく、もっぱらlilbesh ramkoさんの好きなところを言語化する内容になっておりますが…)

7. Peterparker69 & Two Shell「Magic Powers」

以前からライブでは何度も披露されてきたにもかかわらず、なぜかまったくリリースされることのなかった「Magic Powers」がついに2024年12月リリースされました!
Peterparker69の音楽といえば、なんと言っても「音の気持ちよさへのこだわり」です…!
「Magic Powers」も脳内へ入ってくる音のひとつひとつが気持ちよぎて…!魔法にかけられたような浮遊感があります。大好きな音楽です!

8. 嚩ᴴᴬᴷᵁ「Traveling Night」

嚩ᴴᴬᴷᵁ(はく)さんのニューシングルが2024年10月にリリースされました。
聴いているとかなり「救われるような感じ」があって好きです!リリースされてから本当に何度も聴いています。
ダンスナンバー的な乗れる感じと歌い方の優しい印象が持ち味だと思っています。本当に自分の言葉でしゃべってるんだろうなと思わせる真っ直ぐなリリックもいいです。

ぽこピーファンとしては、2023年のエイプリルフール企画で嚩ᴴᴬᴷᵁさんがぽんぽこ役として登場したことが衝撃的でした。(サムネイル左が嚩ᴴᴬᴷᵁさん)。
(おそらくこのイメージばかりが強まることは本意ではないでしょうが。あくまで入り口のひとつということで)

ぽんぽこちゃんねる「【実写版】ぽんぽことピーナッツくん」(2023年4月1日)

9. RedBull RASEN「TOKYO世界 / lilbesh ramko / swetty / VaVa (prod. Y ohtrixpointnever)」

これ、Red Bull RASEN最高傑作のひとつに数えられてもいいくらいです。
4人ともマジでいいですし、ビート提供がPeterparker69のプロデューサーであるY ohtrixpointnever(ワイオートリクスポイントネバー)なのがとんでもなく最高です!!
4人の空気や雰囲気もいいですし、リリックやフロウもそれぞれに魅力があって、ひとつの作品として完成度が高いです。そしてなんと言ってもビートがよすぎるんですよね…。癒されます。ラップ乗せるのは難しそうですけどね。

ラップありver.もInstrumentalもそれぞれ何周聴いたかわかりません。

↓ビートのみのver.

10. STARKIDS「World is Ours (feat. 初音ミク)(prod. lileffort)」

2008年に公開されたボカロの超人気曲である、supercellの「ワールドイズマイン」を公式に参照したハイパーな楽曲です。
音楽サイトでは「ハード/ジャンプスタイルのビート」と紹介されています。どういう意味なんでしょうね。

STARKIDS(スターキッズ)らしい爆踊りできる楽曲で最高です!

11. ぷにる「唱 / Ado(cover)」

ウェブコミック配信サイト『週刊コロコロコミック』(小学館)にて2022年3月より連載が開始された『ぷにるはかわいいスライム』(作:まえだくん)という漫画作品があります。
ちょいラブコメ要素のある、コロコロらしいギャグ漫画です。(ネットでは「少年たちの性癖破壊作品」と言って持て囃されることもあります。しかし私のような大人にとっては今更性癖の破壊も変容も起こりません。単に可愛くて癒されるおもしろいギャグ漫画です)。
漫画人気ゆえにアニメ化されており、そのアニメEDでなぜか一度Adoの「唱」がアレンジカバーされました。これがめちゃくちゃクオリティ高いです。音楽的なアレンジもポップでキュートですし、声優さん(篠原侑)によるキャラ声での演技力・表現力も尋常ではありません。
エンディングムービーもポップで楽しくて最高です。

アニメ『ぷにるはかわいいスライム』
「唱」ver.のエンディングムービー
どこか古き良きアニメ演出を感じる
このカットめっちゃ好きです

ただ音楽として好きなので、いつもはフルver.を非常によく聴いています。

まとめ

長らくお付き合いいただきありがとうございます!

2024年は、第3回となる大型ヒップホップフェス「POP YOURS」に2DAYSとも現地参加した影響もあり、日本のラップミュージックをいくらか楽しむことができました!
また、ピーナッツくんPAS TASTAlilbesh ramkoあたりの音楽シーンに傾倒したことで、Hyperpop近縁の音楽を楽しむことができました!
さらに、今回はあまり触れませんでしたが「dokokoko」というlil soft tennisJUMADIBAPeterparker69の3マンライブに行ったりなど、日本のオルタナティブシーンにおける現地の盛り上がりを体感することができました!
最後に、今年はHyperpopの代表的アーティストとも言える100 gecsの音楽を心から好きになることができました!ひるがえって、このことにより今後一層ピーナッツくんやPAS TASTAの音楽を楽しむための土壌が自分の中に整ってくるのではないかなと期待しています!

2025年はどれくらいライブに行けるかわかりませんが、それでもリリースされた音楽を聴きまくる生活は変わらないと思いますので、今後も大好きな音楽を楽しんでいこうと思います!

ここまで読んでくださって本当にありがとうございました!
いい2025年にしていきましょう!!

おわり


追記:ピーナッツくんが越えてきた

2024年のピーナッツくんの音楽はすごかったです。
2024年6月14日にリリースされた4thアルバム『BloodBagBrainBomb』が本当に素晴らしかったです。その一部をご紹介すると、

  • もっともキャッチーなライブ定番曲「Yellow Big Header

  • POP YOURSで初披露ながら完全に会場の空気を掌握し観客をぶち上げた「Squeeze

  • 初の「作詞作曲:ピーナッツくん」という衝撃を与え、すべての責任を自分が引き受けられる状況で言いたい放題愚痴をかました「Liminal Shit

  • 月ノ美兎を客演に呼び、VTuberの「転生」というトピックに切り込んだとも目される、本アルバムで再生回数トップの人気曲「Birthday Party (feat. 月ノ美兎)」

  • 海外メディアPitchforkにも取り上げられた「Wha u takin bout (feat. hirihiri & lilbesh ramko)」

  • そして、ピーナッツくんの熱い生き様を楽曲へと昇華し、アルバムのコンセプトを一番に体現した「Bloody Mosquito

など。

私はこれまでピーナッツくんが好きだから彼の音楽を聴いていましたが、日常的に聴く音楽は他のアーティストのものになりがちな面もありました。彼の音楽がオリジナリティすごくて、他の人の音楽と一緒にプレイリストに混ぜ込むのが難しかったという事情もあります。それが2024年6月までの話です。
しかし、2024年にはピーナッツくんの音楽がこの壁を越えてきてくれました! 厳しい審査を勝ち抜いて生き残ることができる、日頃もっとも聴いている「一軍」的なプレイリストに、常に「Wha u takin bout」や「Dance for What?」、「Bloody Mosquito」が存在し、生活を彩ってくれました。
全部自分が勝手にやっていることですが、そうした変化が自分の中で本当に嬉しかったです!(評価するようで恐縮ですが…)
ピーナッツくんの音楽作品のアウトプットにおける頻度の高さと進化のスピードは平均的なものを大きく上回っていると思われます。彼の音楽ファンからすればそんなの活動を追っていて楽しいに決まっています。

2025年もピーナッツくんの音楽活動は一番に楽しみにしています!
そして、他のアーティストも楽しんで行こうと思います!
ピーナッツくん、これからもピーナッツくんの好きな音楽をたくさん教えてくれると嬉しいです!!(聴くので)

おわり

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