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【日記・エッセイ】最近ぽこピーがおもしろすぎる/長く健やかな推し生活のために

日記のような気持ちで、最近考えていることを述べていきます。


1. ここ最近のぽこピーの動画はすごくおもしろいし、彼らは今すごくいい波に乗っている

最近思っているのは、ぽこピーの動画がすごくおもしろいなということです。
もちろんこれまでの動画もおもしろいと思っていたのですが、ここ最近の動画のクオリティの高さとおもしろさ(爆笑度合い)には特筆すべきものがあるように思えてなりません。
以下がぽんぽこちゃんねるの直近の5作品です。

サムネイルを一望するだけで本当に楽しい

この5作品、どれも編集の技術が高くて5年間に渡るYouTube活動の積み重ねを感じさせます。

なお、この中だと特に「相方が全裸で逃亡しました。」はめちゃくちゃおもしろいと思っています。

撮影や編集が難しいと言われるVRChatの企画を高いレベルで見やすく、おもしろく仕上げています。
ずっとワクワクした気持ちで引き込まれるし、全裸逃亡を満喫するピーナッツくんと元気に追いかけながらツッコミを入れまくるぽんぽことの二人に何度も爆笑させられます。動画時間が8分台と短く抑えられているのも苦労を思わせる素晴らしい点です。
「全裸逃亡」は、長いスパンで見ても「傑作」に数えられるべき動画になってくるだろうと勝手ながら思っています。

ぽこピーについて、この3月は以下のように音楽活動も盛んでした。

  • レオブタヤギハイ 3rdEP『HIGH NECK』リリース

  • ピーナッツくん RJL2023ライブ出演

  • ピーナッツくん&ぽんぽこ 「お気楽KING」リリース

  • ピーナッツくん MU2023ライブ出演

『HIGH NECK』がどれくらい広く聞かれているのか、また話題になっているのかといったことは私にはよくわかりません。しかし、少なくともぽこピーファンの間ではかなり好評なように見えます。個人的にはもうめちゃくちゃ最高です。復活自体が心底嬉しいし、楽曲もかなり好きなものが多いです。

RJL2023のライブはかなりよかったです。着ぐるみでのライブパフォーマンスをまた大きくレベル上げしてきた印象でした。

「お気楽KING」は初めてピーナッツくんとぽんぽこが正式に二人で歌った楽曲ですが、これまでリリースされてきた全曲と比べてまったく異質な音楽で、新境地を見せてきました。そんな新境地となる楽曲ですが、これがめちゃくちゃいい曲です。本当に楽しさ全開で、ぽこピーに対するポジティブな感情を何度でも呼び起こしてくれます。ちゃんと何度も聞きたくなる音楽性があるというのも素晴らしいです。

MU2023は羽田空港で行われたフェスで、ピーナッツくんはかなり会場を沸かせていました。歌唱、ダンス、MCトークのすべてが進化していて、安定感も増しており、「乗れるしかわいいしおもしろくて笑えちゃう」というアーティストとしての多才さを多くの人の目に焼き付けてくれました。後日、ライブのアーカイブ映像がピーナッツくんのチャンネルで公開される予定とのことですので、非常に楽しみです。
さらに、MU2023でのライブパフォーマンスはTwitterで大いに拡散されていました。

現時点で4.8万回リツイートされています。かなり大規模な拡散ですね。ピーナッツくんが大きな注目を集めている様子が伺えます。

剣持刀也による引用リツイートも4万回以上リツイートされています。大盛り上がりですね。「熱心なVTuberファン」以外の層にもリーチしているとしか思えません。
昨年の12月から今年の2月頃にかけて、ピーナッツくんの「刀ピークリスマスのテーマソング2022」が大きくバズりましたが、3月になったいまでも「刀ピー」というコンテンツは大きな注目を集めている状況みたいです。
そうした流れもあって、昨年12月頃から今日までピーナッツくんのYouTubeチャンネルとぽんぽこのYouTubeチャンネルはどちらも登録者数が大きく上昇し続けています。

こうしたYouTuberとして非常に景気がいい状態で「ぽこピーランド開園」を迎えることができたわけですね。いい波に乗ることができているようで、応援する側としても日々本当に気持ちよく見守ることができていてありがたいです。

「刀ピーOVERDOSE」からぽこピーを知った人もいれば、「ぽこピーランド」からぽこピーを知った人もいるでしょう。
また、現在大きく数字を伸ばしている、エイプリルフール企画動画「【実写版】ぽんぽことピーナッツくん」からぽこピーに出会う人も出てくるかもしれません。

サムネイル一目見ただけで「なんだこれ?笑」と惹き付けられますよね。そして内容もめちゃくちゃおもしろいです。
この動画告知ツイートは現在1.1万リツイートされています。ぽんぽこのツイートがこれだけ拡散されるのは久しぶりに見た気がします。

この動画は公開されてからまだ48時間も経っていませんが、すでに51万回再生されています。VTuberが上げた動画で、このスピードでここまで数字が伸びることは珍しいと感じています。(海外市場にファンを獲得した巨大VTuberプロダクションの動画ならこういうことはあるのかもしれませんが)。

「実写版」だけ数字の伸び方が極端に違う

このようなおもしろい動画が続いてる状況だと、ここ最近の話題性によりぽこピーを知ったばかりの人たちにとっても「この二人本当におもしろいじゃん」と思ってもらえるのではないでしょうか。そう思ってくれる人が一人でも増えたら、いちファンとして嬉しく感じちゃいますね。

どのタイミングでぽこピーを知ったとしても、そこからまた新たにおもしろい企画を始めている(しかも話題になっている)ぽこピーの姿を見れるような状況が特に最近は続いていると思います。
つまり、「○○でぽこピーを知った」という新規ファンにとって、「ぽこピーのおもしろさって○○だけじゃないんだな」とわかってもらいやすい状況が続いていると思うのです。
ここまでの頻度でおもしろい企画を打ち出してしっかりインパクトを残せる「ぽこピー」は、かなり信頼に値するエンタメコンテンツだという実感が湧きます。

どのタイミングであっても、「今後の活動が楽しみ」という気持ちを古参ファンも新参ファンも一緒になって抱くことができるのです。それは二人が常に挑戦を続け、新しい風を吹かせ続けてくれているからでしょう。本当に素敵な二人ですね。

◇◇◇

2. 刀ピーバズで終わらない、ぽこピーの第二章

ぽんぽこは今年3月、おめがシスターズらとのコラボ企画で次のような川柳を詠んでいました。

グビッではじまる うちらの 第二章

ぽんぽこ
五・七・五の配分が絶妙

「グビッ」というのは、「刀ピークリスマスのテーマソング2022」のサビ前に挿入される印象的なワードのことです。TikTokで使い回されている音源もちょうど「君が残すジュースを一気にグビッ(yeah)」のところからスタートしますね。

間接キスへの欲望を歌っている箇所

ぽんぽこはこの部分を切り取り、「グビッで始まるうちらの第二章」と詠んだのです。「ピーナッツくんがバズったけどそれで終わりじゃないねん。むしろこっからがうちらの第二章やで。見ときや」というわけでしょうか。
このメッセージとてもいいですよね。

この心意気、見ていてあっぱれな気持ちになる

私にとって、ぽこピーに対する「好き」の理由にはいろいろものが含まれますが、やはりなんと言っても「動画がおもしろい」。これが一番です。
次に「音楽がいい」「兄妹の関係性が尊い」「性的な消費のされ方を目にする機会が著しく少なくて済む」など様々な魅力が思い付きます。
長く見ていると様々な魅力に気づいていきますよね。それも楽しいのですが、やはり初心は忘れたくないところ。
「この二人がとにかくおもしろい」「この二人が作る動画や配信がとにかくおもしろい」。個人的にはこの気持ちが一番、ぽこピーに対する「好き」の感情の根っこにあると思います。
(なお「ピーナッツくん」に対する好きの感情はもっともっと複雑で深いものがあります。とはいえやっぱりピーナッツくんも「おもしろいから好き」というのは変わりません)。

本記事の冒頭で「最近ぽこピーの動画がめちゃくちゃおもしろい」という話をしましたが、この3月後半は、「動画がおもしろいから二人のことが好きなんだ」「動画がおもしろいから自分はぽこピーをずっと見てるんだ」という本来的な感情を思い出させてくれる、その感情を再び満たしてくれる、そんな9日間でした。

◇◇◇

3. VTuberを長く健やかに推すということ

VTuberを長く健やかに推し続けるというのは意外にそう簡単なことではないと思っています。そこには様々な落とし穴が潜んでいるのです。
例えば、推しているVTuber本人に対する幻滅、推しと関わりのある他のVTuberに対するネガティブな感情、そして他のファンに対するネガティブな感情、あとは自分自身に対する嫌悪感、劣等感などです。(もちろん個人差があります)。
こうした落とし穴の深みにハマって抜け出せなくなり、一度愛したものから離れなければならなくなるのは本当に悲しいことです。

きっと大事なのは、闇の感情に自分で呑まれてしまわないよう気を付けることです。
「外側へ向けていたはずの嫌悪の感情が、いつの間にか自分自身の心を蝕み続けていた」というのは本当によくある話だと思っています。

おそらくですが、長く健やかな推し生活を送っている人たちは、それぞれに自己流の心構えを持っていたりするのではないでしょうか。
例えば、「○○は見ない」「○○は見ても気にしない」「こういうことは思ったとしても口に出さない」「こういう気持ちになったらこうして切り替える」など。
できればみなさんの心掛けていることを教えてほしいくらいです。

(なおそもそもぽこピーはそうした落とし穴に出会う機会が圧倒的に少ないという一面があり、それは本当にありがたく感じている点です)。

そして、そうした闇を振り払うのに役立つやり方のひとつが、「(推し感情としての)初心に帰る」というものだと思うのです。「この活動者のこういうところが好き(になったんだよな)」といったごく個人的な感情に立ち返り、それを大事に温めておくこと。そして、その活動者を追っている中で改めてそうした一面に出会えたら「ああ、これだからこの人たちのことが好きなんだよな」と(深刻にではなく煌めくような仕方で)愛情を深めること。
そうした時間を重ねていくことで、様々に忍び寄ってくる「陰り」から、私たちは脚を絡め取られることなく抜け出し、もう一度健やかな推し生活に戻って来られる(その可能性が高まる)のだと思っています。

スローガンのように提示するなら、こうです。
「ファンを見すぎるな。推しを見ろ」
正気を取り戻すために頬をパチンと叩くようなイメージですね。心に陰りが差してきたとき、ときどきこの言葉は役に立ちます。

私はかつて一度好きになったVTuberから離れたことがあります。その痛みがわずかながらずっと胸に残っているのです。
そして、かつての私と同じ道を辿っている人を見かけるとその痛みが蘇ります。私はそれが悲しいのです。

たとえ一時的に嫌気が差す瞬間があったとしても、そこから一気に崖の下まで転がり落ちてしまわないように、何か切り替えのスイッチを携えておいてほしいです。

私は、幸いにもぽこピーは二年以上大好きでいることができています。私はこの安住の地を守りたくて必死なのかもしれません。
また、他の人にも長く健やかな推し生活を送ってもらいたいとお節介ながら思っています。

なお、他に私から提案できるよい心掛けは、「匿名掲示板は見ない」ということくらいです。
これまでそういった場所の情報に触れたことで簡単に闇に呑まれそうになっている人たちをそれなりに見てきました。
事実無根の憶測が事実かのように流布される世界に当てられて、私たちの大切なものに対する感情が損なわれてしまうのは本当に馬鹿げたことです。
取るに足らない情報が流入することを防ぐのは現代では必要なスキルだと思います。

どんなコンテンツも、いろいろな人たちがいろいろな楽しみ方をしています。
一方では、そうした他の人たちの楽しみ方に触れることは、私たちの楽しみを増幅させることがあります。それは素敵なことです。
他方では、他の人たちの(趣味の合わない)楽しみ方に触れることは、私たちのストレスを増幅をさせることがあります。それは嫌なことです。
閉鎖的にごく個人的に楽しむことを貫いている人もいれば、他のファンたちの多様な楽しみ方を満遍なく受け入れ、さらに積極的に他のファンたちと交流することを楽しむ人もいます。
そしてたぶんほとんどの人が、それら両極端の間の曖昧な位置に存在し、しばしば揺れ動いています。

楽しみは人と分かち合えると一層楽しくなります。それに、そもそも信頼できる仲間と繋がることは人間にとって健康的なことです。
しかし、いつの時代も人間関係は悩みの種です。とりわけ現代のSNS環境下での適切な人との繋がり方は個々人が最適なものを探っていくしかないところもあります。

自分の好きなものを長く健やかに心から楽しめることは、私たちの生活にとってよいことです
しかし、様々な情報に晒されるインターネット環境においては、様々なストレスや苦悩の落とし穴がそれなりに潜んでいます。
ひとりひとりが、少しでも長く健やかな推し生活を送れるといいですね。
そのヒントに少しでもなれたらなという思いがあり、このようなことを書き表しました。

読んでくださった方はありがとうございます。

おわり


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