見出し画像

移転/エナジードリンクのレッドブルが六本木へフロア集約

清涼飲料水の輸出入、及び販売を行い、またスポーツ、ダンス、音楽、モータースポーツ、eスポーツ等のスポンサー事業を行っている企業が青山エリアのオフィスビルから六本木のデザインオフィスに移転する。

フロアを集約する目的がある模様である。移転予定企業はレッドブル・ジャパンになり移転先は六本木のTRI-SEVEN六本木ビルである。

会社概要と業態

レッドブル(Red Bull )は、エナジードリンク「レッドブル」のシリーズで知られるオーストリアの企業。

また、さまざまなスポーツイベントやチームのスポンサーとしても知られている。本社は、オーストリアのフシュル・アム・ゼーにある。レッドブルはもともとタイで開発され、1976年にはクラティンデーンと呼ばれていた。

クラティンディーンとは
クラティンデーンは1975年に考案された。水、サトウキビ糖、カフェイン、タウリン、イノシトール、ビタミンB群が含まれている。1976年にタイの農村部の労働者のための清涼飲料として導入

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%B3

レッドブル社は上記のクラティンディーンに目を付け1984年から1987年にかけて、レッドブル社はKrating Daengの製法をヨーロッパ人の嗜好に合うように、炭酸を入れて甘さを抑えたものに変更した。1987年、レッドブル社は「レッドブル」という名前でオーストリアで販売を開始してヒット作となる。

レッドブルジャパンは2005年に設立された外資系企業になり、日本では製法や生産方法も異なりオーストリアのレッドブルとタイのKrating Daengとは会社も中身も全く異なっているという点がある。

移転背景と目的

同社はオフィスフロアの拡張と統合を行う模様である。現在は400坪+程のオフィスを4フロア程利用している企業であるが、今回の移転により1フロアへの集約とオフィスの拡大を行うという2つの目的があると推測される。

同社は設立時は白金台の一棟貸しオフィスでスタートしその後事業拡張で東京都渋谷区渋谷1丁目3-3 ヒューリック青山第二ビルに引っ越してきた。そして同ビル内で拡張できる床があればフロアを増やしてきており最終的には4フロアを利用している。

ヒューリック青山第二ビルでは同社移転前にも新規の空室があったがオフィスフロアを1つないし2つにまとめる優先度が高かったようでビル内での増床は行わなかった模様だ。

ここから先は

374字 / 1画像

¥ 153

主にオフィスに関する不動産知識や趣味で短文小説を書いています。第1作目のツボ売り、それ以外も不動産界隈の話を書いていければ良いなと思っています。 サポート貰えると記事を書いてる励みになります。いいねをしてくれるだけでも読者がいる実感が持ててやる気が出ます