移転/自由診療向けのSaaSを運営するメディカルフォースが更に拡大 住友不動産西五反田ビルへ
自由診療向けのSaaSを運営しているメディカルフォース社が事業の規模拡大目的でオフィスを移転したオフィス移転元は品川区の西五反田にあるオフィスビルである。移転先は住友不動産西五反田ビルに移転した。
会社概要と業態
メディカルフォース社は2020年設立の超スタートアップ企業である。
自由診療クリニック向け電子カルテ・予約管理システムの開発・提供を目的として事業を推進しており電子カルテサービスを中心としたSaasシステムの開発をしている
同社の運営する『medicalforce』は、ターゲットを医療美容の業界をメインに見据えている。現在、ますます需要が高まり急成長している美容医療業界を中心に展開を進めておりリリースから約1年で導⼊院数が110院を超えているという展開状況である。
提供サービスについて
同社のサービスは予約、問診、カルテ、会計などの日常現場業務、そして経営や集患の強化につながる経営管理ダッシュボードやCRM機能も搭載した自由診療向けオールインワンSaaSという立ち位置である。
同社が自由診療に絞っている点もまた注目できるポイントである。保険診療とは必要な機能、サービスが異なる点が挙げられる
自由診療においては保険診療と異なり各医院ごとでの料金設定が可能となる。また、1回だけの単独来院では無く、何回目といった継続的な来院履歴などを正確に把握し、消化回数に応じて売上を計上していく仕組みが必要である。
通常の保険診療でのプロセスと異なる項目が存在しカスタマイズできるシステムが求められていたという事になる。
資金調達状況
2022年3月にはプレシリーズAラウンドで1億円の資金調達
※既存投資家ANRIに加え、DNX Venturesおよび個人投資家2名が本ラウンドに参画
2022年8月、ALL STAR SAAS FUND:ANRIを引受先としたシリーズAラウンドにおいて総額6億円を調達している
2024年に更に行ったメディカルフォース シリーズBで15億調達、新たにグロービス・キャピタル・パートナーズを迎え、美容医療産業における「プラットフォーム構想」を本格化するとなった
シリーズBラウンドによって累計調達金額は約23億円となった。
移転背景と目的
移転先は五反田エリア内である、東五反田から西五反田への移転となる。
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主にオフィスに関する不動産知識や趣味で短文小説を書いています。第1作目のツボ売り、それ以外も不動産界隈の話を書いていければ良いなと思っています。 サポート貰えると記事を書いてる励みになります。いいねをしてくれるだけでも読者がいる実感が持ててやる気が出ます