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移転/電話面談システム「ベルフェイス」が事業拡大で浜松町ビル

bellFaceは電話を使った、オンライン営業に特化した国内サービスを運営するベルフェイス社がオフィスを移転する移転目的は拡大

コロナ禍後のオフィス戦略として出社とリモートワークの併用型の運用に移行する見通しだ

高層ビルでありながら開発が決まっている定期借家契約ビルに現在スタートアップ企業及びベンチャー系の企業が集結、集約しているようである。

会社概要と業態

ベルフェイス社は設立が2015年の新興企業である。

同社の商品はオンライン営業システム「bellFace」である。

https://bell-face.com

同社のサービスはアプリ上でのコンタクト申請やメールでのURL送付などを必要とせず、電話をかけた顧客に対してインターネット上で「ベルフェイス」と検索してもらい、サイト上から4桁の接続ナンバーを発行、確認するだけという仕組みを採用している

これによって電話をしながら商談がオンラインで開始する

これは相手のパソコンやモバイル端末のスペックやアプリ対応などの気にすること無く電話とPCがあれば通信できるというメリットを強調してシェアをのばしてきた。

特にオンライン商談でおきる、画面と音声の遅延や途切れを電話回線網を利用することで音声部分のハードルを大きく下げるという特徴がある。

業務内容
・オンライン営業システム「bellFace」の開発
・販売インサイドセールス コンサルティング
・ビッグデータ解析及びコンサルティング


同社はコロナ前においては電話を活用したミーティングシステムとしてタレントを利用したテレビCMやタクシーCMで大きく認知度をあげる施策などを打っていた

タレントの照英を採用したTVCMの例


資金調達状況

2021年9月、国内外の投資家から約30億円のシリーズD資金調達を実施している、これにより累計調達金額は85.5億円に達している

投資家情報

<新規規投資家>
Axiom Asia Private Capital
三井住友トラスト・インベストメント株式会社
第一生命保険株式会社 他

<既存投資家>
インキュベイトファンド株式会社
SMBCベンチャーキャピタル株式会社

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000097.000033891.html


移転背景と目的

主な移転目的は事業の拡張拡大である。
同社は渋谷のスクランブルスクエアWeworkで事業を拡大していたが新型コロナウィルスの影響でオフィスを集約と縮小し出社体制も大幅に見直した。

その後新橋のクロスコープと呼ばれるサービスオフィスに移転をし、1/10までの縮小して基本的にはリモートワークでの運用を行っていた。

今回の移転先の浜松町ビルディングは旧東芝ビルとして運用されていた高層オフィスビルである。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%9C%E6%9D%BE%E7%94%BA%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0

現在は賃貸オフィスビルとして出ているが再開発のエリアに掛かるオフィスビルになるので期限の定めがある。

同時にベンチャー企業などの新興企業にとっては定めがあることを逆手にとって安くフレキシブルに移転ができるという評価を受けている物件であるともいえる

MAP

[移転の概要]

企業名 :ベルフェイス
移転目的:事業規模拡大
エリア :港区

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主にオフィスに関する不動産知識や趣味で短文小説を書いています。第1作目のツボ売り、それ以外も不動産界隈の話を書いていければ良いなと思っています。 サポート貰えると記事を書いてる励みになります。いいねをしてくれるだけでも読者がいる実感が持ててやる気が出ます