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誰も教えてくれないオフィスの同居と転貸の事

オフィスの入居に関して、よくある相談というのがいくつかありまして、その多くは同居やシェアもしくはグループ子会社への転貸をしたいという相談です。

相談は可能ですがその商談の持っていき方にはいくつか壁があります。そこらへんを甘くみて交渉すると破断になりやすく結果として借りれるビルが無いなんて話に発展します。

特に複数の企業でお金を出し合ってシェアしたいという話も今更珍しい事ではないのですがこの辺りもいかんせん理解が得がたい部分です。紐解きながら納得しやすいポイントを探していこうと思います。

同居・転貸・シェアの違い

細かい話は置いておいてお客さん目線だとこの3つは大体同じ相談といったケースが多いです。要はいくつかの会社でシェアしていければコストのメリットも良いし、自分たちの当初の予算よりも良い物件が借りれるとか大抵そんな理由です。

しかし物件探しを始めるとうまくいきません。なかぬか望みを叶えるオフィスビルが出てこないなんて話はよくあることです。

ではなんでうまくいきにくいかをパターンに分けて解説します

【同居について】
同居・転貸・シェアの3つ。実はオーナーさんの目線になると割とこの3つは違います。

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主にオフィスに関する不動産知識や趣味で短文小説を書いています。第1作目のツボ売り、それ以外も不動産界隈の話を書いていければ良いなと思っています。 サポート貰えると記事を書いてる励みになります。いいねをしてくれるだけでも読者がいる実感が持ててやる気が出ます