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アフターコロナの在宅でオフィスが不要になる全てのワーカーへ

こんにちは!不動産屋さんです。とっくさんという不動産アカウントを運営します。普段はオフィスのリーシングや物件管理といった貸主よりの立場におりまして、皆さんからあまり好かれていない立場かもしれません。

そんな中、最近は自分ももっぱら在宅ワークで、オフィスには週1いくか行かないかという生活です。案外これでも十分だなと考えています。業務の効率性を考えたり「オフィスの在り方」を検討するにはとても良い機会だと感じています。

そういった中で自分はこんな記事を書きました。オフィスは今後リーマンと同じような水準で空きが出てくると思います。

単価が下がるかはまだわからないのですが、オフィスの需要過多に対しては悪くない状態がきます。今のオフィスが広すぎるテナントにとってはコストの圧縮先や移転候補が増えるのは良いことです。

オフィスを持たない経営・会社とは

ベンチャー企業の界隈(スタートアップ)ではオフィス移転を考えていた企業が一転してオフィスを手放すという選択肢を選ぶ企業も増えてきます。

自分として思えることは、ベンチャー企業の良いところはオフィスを辞める選択肢も、また借りる選択肢もスピード感をもって意思決定ができる事だと思います。オフィスを持たない・・・しかしフルリモートで長期的な成果が出るかがまだわかりません。

それこそ、昨年や一昨年はスタートアップ界隈がみなWeworkに移転していたのを考えると、いきなりすべての舵を切るのは危ないよねと思う気持ちが強いです。

アフターコロナで働き方やオフィスの在り方の選択肢が増える

Weworkやサテライトオフィス(サービスオフィス)を活用すれば今まで100坪必要だったものを10坪以下にして最低限の総務機能をまとめるという働きもできます。

むしろ自分の立ち位置としては、オフィスの必要性は再度議論しなくてはいけないと思います。しかし、いきなり全てをフルリモートにして長期的な成功は難しい気持ちが強いです。

人間はそれほど自立して効率化を図って自己管理して自分が仕事ができるわけでは、、残念ながらありません。ともに同じ空間で仕事をする事で得られるプラス情報も多いのです。(KPIでは図ることのできない感覚的な話ですけど)

ファンコミュニケーションズの柳澤さんのコメントが心に響きました。業務は効率化や営業利益はとても大事です。日本には無駄な仕組みも大変多い。

しかし、何か価値を生み出す前提に効率化や業務面以外での交わりや人との関りが大事だと思います。(規模が違うのでなんともでですが)

オフィスいると、信じてますが減りそう

オフィスはいります。ベンチャー界隈の動きを見ると、若い人材が多いんですよ、20代から30代この手の人たちは子育てにも時間が必要なので在宅しながら家庭とのバランスを取らないと仕事できない。つまりは在宅カモン!です。子供も小さくて手が掛かりますがスペースはまだある。少し広いところに引っ越すのもありだなと

むしろ時代が本当の意味での働き方に追いついた。

その逆に40代のおっさん達にとって家庭が仕事する環境にない人もたくさんおります。子供は手がかからなくても自分の居場所は無かったり、在宅しても邪魔者扱い。これでハイパフォーマンスは厳しいなと。案外、名がある大手企業の管理職にありがちなプライベート空間です。

つまり成長中のベンチャー企業は一旦フルリモートや在宅に思いっきりふれてもらいつつ多分オフィスが本当にいらないかはあと5〜10年くらい掛かって答えがでます。

実験要素がないならば、今あるオフィスを借りつつ在宅する方法を試しオフィスをもっと安心して集まれる会社の器という場所にするといった改善の余地があると思います。

結局、高いのは人件費ですのでオフィスの月額の家賃は人件費に対しては薄いです。もっと社員がいきいき働くにはオフィス?給与?福利厚生?それとも?

というのがコロナ後にオフィス事業者が考える点だと思ってます。

主にオフィスに関する不動産知識や趣味で短文小説を書いています。第1作目のツボ売り、それ以外も不動産界隈の話を書いていければ良いなと思っています。 サポート貰えると記事を書いてる励みになります。いいねをしてくれるだけでも読者がいる実感が持ててやる気が出ます