移転/日比谷ダイビルにビリングシステムが再開発による移転
収納や決済関連を行っている上場企業ビリングシステムがオフィスを移転する今回の本社移転を機にお客様との交流の活性化や今後の人員増強を睨んだオフィス 面積の拡張、また、最近の働き方に合わせたより快適な職場環境の構築や業務の効率化という目的もある。
移転先は近隣徒歩圏内のオフィスである。
会社概要と業態
ビリングシステムは決済周りの収納代行や入金サポートを行っている企業である。2000年に東京都港区において、企業の経理事務の合理化を支援することを目的に当社を設立されている。当時はIT化にともなう「決済事務」に関連するサービス提供の準備を開始
2002年にはジャパンネット銀行と提携し、クイック振込サービスの提供を開始
2004年にはPay-easy(ペイジー))を利用し、損害保険各社の自賠責保険の共同システムの収納代行サービスの提供を開始している。
2008年には東京証券取引所マザーズに株式を上場、そしてファイナンス支援サービスを提供開始
2011年には事業の拡大に伴い本店を東京都千代田区内幸町に統合
提供サービスについて
提供サービスは決済業務に特化したシステム企業である。
収納代行(決済代行)口座振替(自動引落)払込票決済。リアルタイム入金確認(クイック入金)
クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、ペイジー、口座振替等
あらゆる決済手段に対応システムを備えている。
「たよれーる振込代行サービス」(中小企業向け振込代行サービス)
「WeChatペイサービス」
「ネットリンク入金サービス」(投資家様向け即時入金機能)
販売代金収納業務
中小企業から大企業向けの様々なサービスセットされているのが同社の強みとなる模様だ。
移転背景と目的
同社の移転目的は帝国ホテルタワーの再開発取り壊しによる移転である。2010年以降に帝国ホテル及び近隣ビルの再開発は噂されており、具体的に定期借家や開発の期限が来たため同社の移転になる模様である。
実態としては業務拡大の目的もあるが具体的には再開発による理由が大きいだろう。
具体的には2021年に正式に決定しておりそこから当初の契約期間満了に伴い移転となったと想定できる。帝国ホテルの他にも周辺の地権者が複数いるので正式な建替えが決まるまでに時間を要した事が理由である。
https://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/news/cat311/20210325_news.html
移転先は同ビルから徒歩圏内の日比谷ダイビルであり約250坪程度を利用する見通しである。移転は2023年の6月下旬を予定している。
<MAP>
現在帝国ホテルタワーからは多くの企業が建替え取り壊しによって移転を検討、実行している状態である。しかし同時期に三菱地所の有楽町ビルや新有楽町ビルの閉鎖とも時期が被っており近隣の千代田区中央区のオフィスが一時的な移転先の物件へ人気が集まっているという話もある。
[移転の概要]
企業名 :ビリングシステム
移転目的:拡大・建替え
エリア :千代田区
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主にオフィスに関する不動産知識や趣味で短文小説を書いています。第1作目のツボ売り、それ以外も不動産界隈の話を書いていければ良いなと思っています。 サポート貰えると記事を書いてる励みになります。いいねをしてくれるだけでも読者がいる実感が持ててやる気が出ます