オフィスビル不動産で学んだこと9【ビジネス風水師に注意】
こんにちは、年度も変わりましたところで今回はあんまり為にならない記事かもしれません。
前回はシェアオフィスの特集をしましたが結構評判が良かったみたいです。シェアオフィスはオフィスよりも種類が多く選択肢や料金プランもまちまちなので選ぶ方はオフィスよりも苦労が多い。
それもこれも不景気なんです。不景気になるとオフィスを縮小したりシェアオフィスいっとく?みたいな雰囲気になります。
仕方ないんです。
不景気ですもん。
さて、こういう不景気に活躍する職種があります。そう風水師です。あと占い師、易者、霊能力者
まあこういった話です。
ちなみにこの手の方々は評判が良く、非常にアドバイスがためになる方や本当に能力があるのでは!?という方もいらっしゃいます。すべてを否定する訳では全く無いです。
そういった、怪しい風水師を名乗るビジネス風水師やビジネス占い師、ビジネス霊能力者がいるというのが・・今回のお話です。
そうビジネス風水師
不動産と風水
不動産は大きな買い物です。
殊更住居や店舗などは風水によって間取りや配置なんかを決めていきたいという方も多くいらっしゃいます。当然高額な意思決定には失敗したくないという心理が働きます。
風水による知見は先人の知恵が多く、大いに参考になると思います。
暴論ですが、シンプルに言って「清潔にして物を整理して、風通しを良くして、明るくしよう」という言われてみれば当たり前の知恵がそこにあります。
結局オフィス選びも店舗選びも住居選びも、人間の感覚で得られる違和感これが「運気」にあたってしまいます。立地が良くて価格も安いけどなぜか長続きしない店舗、オフィスも同じでして入居するとなぜか次に縮小移転してしまうビルもあれば、拡張を繰り返す「出世ビル」なんていうものもあります。
そこにロジックは無くとも気のめぐり合わせ、いやシンプルに物理的な風通しが良いとかオフィスが明るく見えるみたいな当たり前の材料もたくさんあるのです。
ビジネス風水師とは
さて、上記に説明したような古来からの知恵の塊に対してビジネスの世界には、ビジネス風水師というのがおります。
これはどういったものかというと、風水×コンサル×易者のハイブリッド。
とにかく胡散臭いのですが、なぜか一定数の支持者がありまして、これがオフィス移転時に出てくると曲者です。まず初回では決まらないし難癖をつけてくる事が度々あります。
要はコンサルだけだと並以下の能力に、風水の知識と霊能力的な未知の力を付けて付加価値をつけるビジネスモデル。私も真似したい
ビジネス風水師との出会い
ビジネス風水師のほとんどは口コミ紹介営業です。この辺りは当たる占い師や易者と同じで、口コミによってひっそりと活動しつつ熱狂的なファンやリピーターを作り続けます。
ちょっと胡散臭いと思いました?
私も思います(笑)
しかし、この手の方は一般的な方との接点は無く、芸能人のパーティーや起業家同士の懇親会や意識高い系経営者の集まりなどで秘密裏に紹介されます。
経営者の集まりでこの手の先生方への熱い熱狂的なファン、信奉者のような方はいらっしゃいます。
なぜ経営者は風水師に入れ込むのか
経営者がビジネス風水師に入れ込む理由は
孤独感
があります。
経営者と社員とは、抱えてる課題に壁がありますし、同じ目線や第三者的に相談できるのは同じような経営層かこういった頼れる先輩経営者による紹介された方という存在になってきます。
そういうビジネス風水師の先生は紹介先からの期待感や閉ざされたコミュニティの中での信頼を構築していくのです。案外戦略的に人脈使っています。
しかも経営者層に入り込むので高単価
主にオフィスに関する不動産知識や趣味で短文小説を書いています。第1作目のツボ売り、それ以外も不動産界隈の話を書いていければ良いなと思っています。 サポート貰えると記事を書いてる励みになります。いいねをしてくれるだけでも読者がいる実感が持ててやる気が出ます