
シン・セットアップオフィスをつくる為の指南書
セットアップオフィスという仕様がかなり一般的な認知になってきたので最近の東京オフィスはセットアップオフィスの貸し方じゃないと借りられないケースやセットアップオフィスに移転したいという企業ニーズなんかがあるみたいですね。
ではでは
セットアップオフィスとは何ぞや
セットアップオフィスとはオーナー側で内装を用意し、テナントに貸し出す形態です。
主に接客スペース、応接室、ラウンジスペースなどの内装とそれに付随した什器備品を用意します。機能性・デザイン性は幅広いテナントに受け入れられるよう汎用性の高いものにし執務スペースにはそれほど手を加えないことが多いやり方です。
これはどういう事かと言いますと、賃貸オフィスの契約は基本的に床壁天井を標準仕様に戻して貸し出しをして入居予定のテナントが工事を行うことで内装を構築します。この場合は貸主のリスクはほぼ0でして、借主側が工事費用を持ちますので借主は工事期間と多額の工事費用が掛かります。
それを冒頭に記載したように一部内装を貸主側で用意することで「工事期間の短縮」「借り手側の入居工事費用の圧縮」が可能になります。そして貸し手側のメリットは通常の家賃に+αして家賃を載せることが一般的に多く、通常の貸方よりも高単価で貸し出しが可能というメリットがあります。
この辺がセットアップオフィスが好まれる最大のメリットになっています。
天下の日経新聞でも家具付きオフィスの供給量の増加という記事を書いているので一般的な認知が大きく変わってきたなと思います。
このようなセットアップオフィスの認知が上がってきたというのをスタートラインにして2025年のセットアップオフィス事情をひも解いてゆきたいと思います。
過去の指南書はコチラです
お求めやすい価格に安くしました。
2020年~2023年に流行り始めたセットアップオフィスの指南書
上記が2023年5月に作成したnoteです。
そろそろ、この価値観でセットアップオフィスを語るのも時代遅れな雰囲気がでてきたので今回は2025年版のシン?新セットアップオフィスについて解説しようと思います。
あまり最先端と合うわけでは無いですがそれなりに知見やら各社の事例を買いていたのでそういう意味での有料化してます。セットアップ経験が最近ある方は参考にならないかもしれません。ではどうぞ
多分ワタシのこの記事ですら最前線で触っている方からすると時代遅れな部分もあるかもしれません。
それくらいオフィスの内装構築については進化しているというのがセオリーになっています。
セットアップオフィスの新流儀
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