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春になったね!蕗の薹をお客さんにいただきました。
こんにちは、浜松市天竜区佐久間町の オールディーズが大好きな理容師の 乗本和男 です。
理美容など、お客さんと密接な関係で仕事をしていると、お客さんから色々なものをいただく時があります。今日もこんなことがありました。お客さんのお父さんがおいしい八朔を作っているんです。もうシーズンが終わってしまったのですが、息子さんがヘアーカットに来てくれて、「親父が、八朔をいるかって言っていたけど、どうする?」って教えてくれました。
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もちろんそのおじさんが作っている八朔は、ちょっとそこらへんのとは違い美味いんです。甘くて酸味もあり味が濃いんですよね。もちろんいただきました。収穫したすぐの八朔は、まだおいしくならないから、おじさんに 3・4日 置って言われるんです。だから必ず、おじさんの言葉を聞いて食べているんですよね。ハズレはありません。
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そんなお土産をくれるお客さんもありがたいことに、多いんですよね。そして今回は、僕ではなくて陽子の美容室 RAKU のお客さんから、春の訪れを実感ができるものをいただきました。それは春の苦味がおいしい 蕗の薹 なんですよね。これを食べないと、春がきたという感じにならないんです。
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自分で採りに行くわけでもないので、ひたすらお客さん頼みなんです。でも佐久間町は、蕗の薹が自然に取れる場所がいっぱいあるみたいんなんです。ですから蕗の薹をいっぱい採るのですが、1度か2度 食べれば満足する食べ物なので早々食卓に並ばないんですよね。
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蕗の薹も、ある意味 採るのが楽しみなんです。あちらこちらに群衆になっているので、その周りを取り切らないと終わらないんでしょう。お客さんにもらって、初物だからと仏壇にお供えしていたら、春の独特の香りが居間の中に広がっていきました。
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蕗の薹の料理法は至ってシンプルです。陽子とお母さんは天ぷらにしました。僕は天ぷらは食べないので、味噌和えにしてもらったんです。蕗の薹をフライパンで炒めて、しっかりしなったら、そこに甘味噌を入れて、もう一度炒め直すんです。そうすると、しんなりして香ばしい香りの、蕗の薹の味噌和えになるんですよね。美味しかった!
もう少しでタケノコも出てきます。今年はいつ頃、お客さんが持ってきてくれるか楽しみです。はー、春の香りがたまらない。