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ワーママへの葛藤。押し寄せる後悔。


今回は 私が仕事復帰を決めた時の話をしていきますね。

自分が悩み、苦しんだあの時があるように
誰かの心を救えたらと思いながら 綴ります。


まさかこうなるなんて


仕事を探しに行った時は、本当に軽い気持ちでした。
再び保育士をやる…?
心の中もこんな状態で。

子育てをしながら保育士。

送り出すまで子育てをして、仕事では保育
また帰って子育て。そんな生活が自分にはできるのか。

もやもやしながら 市役所へ足を運んだことを覚えています。
(私は市の職員として働かせていただきました)


しかも私の希望は 週3~4日勤務でした。
けれどそんな都合のいい話、なかなかありませんよね。

窓口で相談をしていると、
娘を幼稚園、息子を保育所に送るとなると
朝のドタバタが必ずつきもの。とゆうことで、
9:30~の勤務を勧められました。


土日祝はこどもと過ごすためにも
週5は避けられないのか…そうか…

( ´・ω・`)

心の中はこんな感じ。本当にもやもやしたままでした。

私は 家の事もルーティン的にこなしたい気持ちが強くて。

掃除は朝だけではなく、
1日中掃除機を持っていたいくらいだし(掃除機がすきすぎるだけです)
洗濯は 朝晩に2回は最低でも回したい。

あ~ シーツも頻繁に洗うのは難しくなるだろうな~
とか そんなことも頭から離れませんでした。



置いていかれる気持ち


保育士が不足しすぎている このご時世。
私が希望せずとも、いつのまにか面接への段取りが組まれていました。

自分から相談しに行ったし仕方ないよなあ…
もやもやするけどお金は必要だしな… 等
自分の気持ちと葛藤しながらも スーツを着て面接へ。


とこさん、どうぞ~。

トントン カチャ。失礼いたします。

ドアを開けると、

(うわ…面接官3人もおるし… ガチなやつやん…)


と、そのまま後ろを向いて帰りたい気持ちでした。笑


ここから面接が始まっていきます。

正直、久しぶりの面接を甘く見ていた私。
(やばい…答えられないかもしれない…)
過去に経験したであろうことは 全く頭にありませんでした。


なぜまた保育士になろうと思ったのか。
自分の長所、また短所は何か。
自分の目指す保育はどのようなものか。などなど

次々ととんでくる質問。


どうなるかと思いきや、驚く程に
自分の口が動く動く。

(あ、私こうゆう対応得意かもしれん)


私の行き当たりばったりな人生を物語るようでした。



そんなこんなで面接を終え、数日後の結果待ち。


そして数日後に合格の連絡がきたと同時に
私の就職先が決定したのでした。



嫌だ嫌だ嫌だ


いざ、ここまですすんでくるとさみしくてたまらなくなる私。

まだこんなに小さいのに仕事に行かないといけないのか?
他の子どもの成長を見守っていく中で、自分の子どもの成長を感じていく時間が減ってしまうんだ…
もっと一緒にいたい。さみしい。


仕事に行く前日、不安が溜まりにたまって
洗濯物をたたみながら旦那の隣で泣きじゃくりました。


旦那はもともと 仕事を勧めていたわけではないのに
私が決めたことには一切口出しをすることもなく
「しんどくなったらすぐ辞めたらええんやで」
今の状況を受け止めながら、精一杯の言葉をかけてくれました。



そんな時、私が出会った言葉があったんです。


母親が子どもといて、幸せの半分は母親自身のものだと思います。自分の幸せを早めに切り上げて、将来のお子さんの幸せを考えるお母さん、立派だと思います。


何度もこの言葉を読み返しました。
その時の自分にとって、きっと欲しかった言葉なんだと思います。


何か理由が欲しかった。

そして、今子どもと離れて仕事に行く自分を褒めて欲しかったんだと。


じゃないと心が折れて 前に進めそうにありませんでした。
仕事をしていることが偉い とかではなく、
単純に自分の決断に何か理由付けをしたかったんだと思います。



それからの毎日


それからのことはこちらにまとめさせていただきました。


結果私はこの春、保育士を辞めました。


けれど、嫁いできてから初めての仕事。
学ぶことも多かったです。

ワーママとしてたくさんのことを感じることもできました。


実家が近ければ違ったのかな と思う気持ちもありますが、
例え距離が近かったとしても 私の性格上、
預けることもあまりしなかったと思います。
なので、今の判断が私にとっては最善だったと思っています。



こどもが幼い中の社会復帰、また産休から明けて仕事が始まる。
悩むからこそ、自分の中でそれだけ大切なものが産まれてきたとゆうことですよね。


チャレンジしてみたことに後悔はありません。
けれど、自分や家庭が壊れてしまう前に何かを捨てることができてよかったなと思いました。





最後まで読んで下さり、ありがとうございます。

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