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記憶に残るドラマの原作本を読んでみた話。

昔見たドラマで、印象に残ったシーンの一部分だけを覚えているってことってありませんか?

私ごとになりますが、かなり昔、何気なく見始まった2時間サスペンスドラマ(おそらく再放送)がなんとも不思議な場面の連続で、ドキドキしながらテレビに釘付けになった記憶があります。
しかしながら、記憶は断片的でストーリーも犯人も覚えておらずの状態•••。

登場人物はといいますと、主演は高木美保さん。とてもキレイなお嬢さん役。
ミステリアスな雰囲気を醸し出していたのが仲谷昇さん。
この二人の間で、養女になるのとかならないとか•••そんなやりとりがあったのを覚えています。 
養女??なぜ??
それだけでも事件の香りが漂いまくります。

あれは一体何のドラマだったのだろう•••。モヤモヤ。

でも、ありがたいことに、今はインターネットですぐに調べがつく時代。
記憶を頼りに検索してみました。
すると、それらしきドラマのタイトルが判明。
動画としては見ることが出来なさそうですが、原作本が存在するようです。
さっそくAmazonで注文。(中古しかなくて、とてもお安い!)
長年のモヤモヤが解消出来る日が来るのね!ワクワクしながら本の到着を待ちます。

ちなみにドラマのタイトルはこちら。
「みちのく湯けむり殺人渓谷 鳴子温泉-鬼首死の谷から来た女」 平成5年放送

なんとも情報量が多くて目を引くタイトル。
最近見かけなくなった「湯けむり」をタイトルに入れているあたりが時代を感じさせます。

本のタイトルは
「死の谷から来た女」
著者•••夏樹静子!!
昭和61年9月〜翌年7月にかけて週刊文春に連載された作品だそうです。

これは本格的なミステリー小説じゃないですか!!かなり期待できる!!

翌日商品到着→読み始める→→→これこれ!!私が見たドラマはこれでした!こんな感じの話でした。いやぁ〜面白かった!!
最後までハラハラの展開。誰を信じたらいいのー!!そして最後。そういうことですか〜!!
今のサスペンスドラマではあまりない珍しいパターン。むむむ。なるほど。
ドラマも印象に残る訳だわ。

ぐぐっと集中して読んでしまいました。

なんだかとても懐かしいのと、モヤモヤが解消されたのと、本を1冊読んだという充実感。
当時のドラマの映像が頭によみがえります。

ここまでくると当時の映像が見たくてたまらない。どこまでどうやってドラマ化しているのかも気になってきました。

さすがにもう再放送はないかもしれませんが、念のためDVDのタイトルを登録して、引っ掛かるのを待ってみるか•••。
テレビ局さん、再び世に出していただけたら嬉しいです😊✨

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