がすてなーに見学
先日がすてなーにへ行って来ました。
大人の社会科見学です。
https://www.gas-kagakukan.com/
まず「がすてなーに」って何の施設?と思われるでしょう。東京ガスの宣伝施設で、ガスの科学館と紹介されています。ガスミュージアムにも行きましたが、あちらは大人向けで、がすてなーには子供向けの施設です。
場所は豊洲駅の近くにあります。豊洲駅からゆりかもめでビッグサイトへ向かう時、豊洲駅を出てすぐに進行方向右側に弓なりで屋上が芝生で覆われている施設があります。そこががすてなーになので、何の建物かは知らなくても外観を見たことある方も多いかと思います。
建物は2階建てす。
1階はガスの製造方法や仕組み、2階は東京ガスの社会貢献的な取り組みの紹介です。基本的に子供向けで小学生低学年以下くらいが対象年齢のようです。
1階はボタンを押すと映像で説明してくれたり、実物大のガス管の中を通ってみようとか、空気入れで空気を入れたりハンドルを回して発電の仕組みの説明などがあります。
施設に来ていた子供たちは動かして楽しんでいました。なのですが説明文がかなりガチなのです。全ての説明文にはふり仮名がふってあり、子供でも読めるようになっているにも関わらず説明文が完全に大人向けです。
例えば天然ガス、石油、石炭の燃やした時に排出量を見て見ようとあって、排出物質のボタンどれかを押すと膨らむ風船の大きさで比較ができます。天然ガスが一番排出量が少ないから地球にやさしいと説明されていますが、排出物の選択ボタンが二酸化炭素、窒素酸化物、硫黄酸化物です。しかも排出物についての説明は一切ありません。
このような感じで半端にアンバランスなのです。これ子供に分からない単語を効かれても答えられない可能性も高いです。子供を連れてきた大人を退屈させない為かもしれませんが、それを差し引いてもなぜこんなにギャップがあると聞きたいくらいです。
2階は体を動かすような仕組みの物が多くなっています。
床に投影されるゲームがあり、投影されたボールを蹴りそのボールの軌跡で地面を沢山塗りつぶすと言うスプラトゥーンみたいなゲームでした。これリアルタイムで処理してるのは凄いと感じました。
他にも大きなタッチパネル操作のゲームなどもあって、子供たちは大はしゃぎで楽しんでいました。タブレットがありそこに書くと館内の壁の部分に投影される物もあり、何気によくできています。
2階には体を動かす系の物が多いせいか職員が数人いて、見ていると使い方を説明してくれていました。
子供たちは楽しく遊んでいますが、こちらの説明文もガチです。SDGsに向けた取り組みとか普通に書いてあります。
屋上にも出られるようになっています。屋上には何もありませんが、芝生が敷き詰められていてベンチもあるので、天気の良い日には休憩するのにはもってこいです。周辺は開けているので景色も良いです。
ちなみにここのエレベーターが完全にむき出しなので、動いているのが外から丸見えなのは驚きました。人が乗る部分もドア以外のほとんどがガラス張りなのはインパクトがあります。なんと天井までガラス張りでした。
とにかくアトラクションと説明文のギャップが凄かったです。子供向けと言っていますが大人でも楽しめる施設だと思いました。見学したのは平日にも関わらず小さな子供連れの人がそこそこいました。
個人的にはガスミュージアムに行くのでしたら、がすてなーにに行った方が面白いと感じました。
残念なのはコロナの影響で閉鎖されている部屋があったり、触れない物が結構多かった事です。トータルすると全体の半分くらいは触れなかった感じです。この辺りは対象年齢が低い分気を使っているのでしょう。
逆に触れた物が半分でも結構楽しめました。さらに土日、祝日はワークショップも開催しているようなので、全館回れるようになったらかなり満足度が高い施設だと思います。