JRA競馬博物館見学
先日JRA競馬博物館へ行って来ました。
大人の社会科見学です。
https://www.bajibunka.jrao.ne.jp/keiba/index.php
場所は東京都府中市にある東京競馬場の敷地内にあります。
営業時間がちょっと独特です。開館は土日のみなのはありがたいのですが、中央競馬開催日の土日のみです。さらに開館時間は10:00~14:00までと短いです。メインレースの時間は競馬を見ろと言う事でしょうか。ちなみに競馬のメインレースは15:30くらいです。
入場は無料ですが、東京競馬場で競馬が開催されている日に限り競馬場への入場料200円かかります。
施設は2階建てでしたが、結構広かったです。競馬場内で元々敷地が広いと言うのもありますが、競馬博物館が出来る以前は厩舎だったそうです。競馬場周辺の都市化で飼育が難しくなり、現在は茨城県の美浦トレーニングセンターへ移転しています。その跡地に競馬博物館は建てられたのだそうです。
1階にはシアターと競馬の殿堂がありました。
シアターは2つありましたが、ライヴシアターの方はコロナウイルスの影響で休止中でした。もう1つのミュージアムホールは見る事が出来ました。ですが上映時間が長い。1本10数分程度のビデオが4種類流されていました。全部見ると1時間近くかかってしまいます。映像の途中でも出入り自由だったので、全部は見ませんでした。シアター内には展示物もあったので、それを見ながら映像も見た感じです。
1階の競馬の殿堂は名前の通りに今までの名馬の紹介でした。各馬の紹介は写真ではなく立像と油絵です。その周りに戦績などが紹介されています。競馬ファンでなくても名前は聞いたことがあるような有名馬ばかりです。
それと合わせて企画展もありました。見学した時の企画展はキタサンブラックでした。
企画展の中で日本歴代のリーディング産駒の表がありましたが、時代ごとに国ががらりと変わるのは興味深かったです。戦後から時代を追うごとにイギリス、カナダ、アメリカときて現在では日本でした。2つの国の馬が入れ替わる過渡期のような物が無く、一度リーディングが入れ替わると、その国の馬が何年も続きます。あくまでリーディングなので1頭優秀な馬が出るとそれが数年続くようです。ここ数年は日本ですがそれはすべてディープインパクでした。
2階は競馬の歴史的な紹介と現在の競馬の紹介です。
イギリスやフランスに始まり各国の競馬の歴史が紹介されています。面白いのはどこの国でも競馬が始まって金が動くようになると八百長が発生します。その後に国が介入して一時的に金を賭けられない時期があり、競馬に係る団体の法整備を行った後で再開する流れです。これがどこの国でも同じなのには笑ってしまいます。それだけ胴元はぼろ儲けが出来るのでしょうね。
現在の競馬の紹介では、模型の馬にまたがりスタートゲートが開くのを体験などがありましたが、こちらもコロナウイルスの影響で休止中でした。スタートゲートもあったので中に入ってみると、馬が入るので縦には大きいのですが、その割には左右の圧迫感はかなりありました。暴れる馬が出るのも分かります。
2階には他にもかつての重賞レースを見れるビデオなどもありましたが、映像系は全て休止中でしたのでパネルでの解説を読む感じでした。
これで見学は終了でした。競馬ファンであれば見るのに時間がかかるのかもしれませんが、私は競馬ファンと言う訳でもなく、ビデオ系がほぼ休止中だった事もあり1時間かからなかった感じです。
競馬が好きでないと行かない施設ではあると思いますが、見学するのであれば東京競馬場の開催日以外の日に行った方がゆっくりと見れると思います。ただ東京競馬開催日意外だと競馬場内の店は全て閉まっているので食事には困ります。私は開催日以外の日に行きましたが、それでもチラホラと人はいました。
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