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所爺の目がテン! 生物多様性とか多自然型ガーデンとか (その3 市民の森の春の草花 単子葉植物)

追分・矢指市民の森は生物多様性が高い!などと簡単に言ってしまいますが、具体的には何が生えていて何が生えていないのか、何がいて何がいないのか、それらは増えているのか減っているのか、それを具体的に押さえた上で言わないといけません。

そこで、ここ数年で目にした動植物を具体的にあげていきますが、今回は前回の続きで、春の草花を科ごとに載せます。

センリョウ科

ヒトリシズカ 2016.4.2 春先トレイル脇や萌芽更新ちの林床で咲く。探さなくても見られる
ヒトリシズカ 2016.4.10  ここ数年では特に増えても減ってもいないと思う
フタリシズカ 2018.5.18 ヒトリシズカの後に咲く。増えても減ってもないと思う

サトイモ科

ウラシマソウ 2014.4.28 株数はそう多くないが毎年特異な仏炎苞を見ることができる
カラスビシャク 2014.5.1 尾根道でも谷地部分でも日当たりの良いところに生えている
ムラサキマムシグサ(別名:カントウマムシグサ)2020.4.24
特異な見た目のお陰かファンが多く、草刈りでも刈り残されるので増えているかもしれない
ムサシアブミ 2024.4.12 長らく探していたがこの年初めて見つかった

ラン科

シュンラン 2020.3.9 あちらこちらにポツンポツンと生えあまり多くはない
エビネ 2020.4.25 あるところにはある
キンラン 2019.5.3 日当たりさえあればあちらにもこちらにも咲いている
ギンラン 2016.4.29 暗いシラカシ の根元にも生えてくる
ササバギンラン 2020.5.2 ギンランより多いかもしれない
サイハイラン 2020.5.20 暗い林床で大きな葉を一枚広げている

(続く)


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