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【(PC版)紅色天井艶妖綺譚】プレイ感想記 Part.2





※この記事にはゲーム本編のネタバレを含みます。ご注意ください。





🎍新年明けましておめでとうございます🎍


今年の目標は「好きな物への熱意を大事にする」の常夏です。
主人公、藍丸君のカッコよさとヒーローらしさにハート鷲掴みになり、最高のスタートダッシュのようなものを得ました前回。
今回はどんな顔を見せてくれるのだろうか…。

てなわけで、レポして参りましょう。



【今、借りができたな?これでお前とも縁が(ry】



刀を手に行方不明になった旦那様を探す依頼を受けた藍丸君一行。
その行方不明の男はなんと…すぐに藍丸君達の前に姿を現してきました。
それもあの妻の家の前という─。

しかし…というより当然、といった所だろう。
男の様子がおかしい。
藍丸君に声をかけられると、男は襲いかかってきました。

そしてここで藍丸君のメイン武器が登場。
煙管(キセル)を小太刀に変えて対抗するワケですが…。
(なんか魔法のアイテムみたいでいいね‼︎ってテンションあがった←)
刀に囚われているとはいえ、相手は元々侍。刀捌きが上手いのは当然。
早々と苦戦を強いられるとはね。

あと、藍丸君はパワータイプとは相性が悪いと見た。←

しかし、藍丸君の弱点などをフォローするのは雷王さんと弧白さんなんですね。
三人がこれまで幾つもの依頼を果たしてきたのもある&共にいた時間が長いからこそ信頼もあるからこそ生まれたチームワークなのかなと思う。

あと、ここでも藍丸君の『相手をなるべく傷つけない』モードから『優しさ』が見えるのがね。
「死にてえのか‼︎」って呼びかけてるのと「(刀を)力ずくでも奪い取ってやる!」って所からわかるなぁ…。


そうだ。
忘れてはならないのが…今いる場所がおさえさんの自宅前って事。つまり彼女がいつ出てきてもおかしくない状況。
巻き込まれる危険性が高いのは当然です。

あと、必死になって頼んできた事を、藍丸君はちゃあんと覚えていたってのがね…。

しかし…おさえさんを前にして、男が出した決断が─。


…………………。



…これまだ序盤というか共通話ですよね⁉︎
えっ、何?これからいろんな事件というか悲劇を起こして藍丸君のメンタルを試させようとしてんの????
(突然の混乱)



男「なんでこんな事に…!」
↑いやこっちの台詞だよ!!!!!!!

てか、藍丸君達が割り込み止める事もないんだけど⁉︎
序盤でこんな悲しい事起きるのこのゲーム⁉︎⁉︎⁉︎



と、内心パニックになってたワイの前に─。


???「─御免!」


突然の第一声!
吹き飛ばされる男の刀!
スチルと共に現れた、めっちゃカッケエ爽やか系の陣羽織の男!!




……いや誰⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎


(おうそろそろビュ○ィみたいなノリ止めて落ち着けや)




…という事で、突然現れた救世主のような彼は、新キャラの久慈 今日丞(くじ きょうすけ)です。
(公儀旗本の次男坊、って所はテストにでるから覚えような、俺!←)

パッと見、髪型からするに嘉祥さんと似てるように見えましたが、彼はれっきとした人間です。
しかし…刀捌きといい、雷王さん達を妖だと一目で見破るといい、これまた普通の人間じゃないってのが早々と伺えるのが…。

さてはアレだな。エスパーなんだな?←

(見返してみたら、雷王さん達が妖である事は「(異形の蜘蛛を使っていた)嘉祥さんとは見知った仲のようだったから」という所から見破ったという。にしても鋭いよ。)

あと、初対面にも関わらず、今日丞さんと藍丸君はお互いとても好印象を抱いているようにも見える。
そして、藍丸君には彼に『借り』ができたという事で…。

藍丸「これでお前とも縁ができた!!」
↑こういう事だな⁉︎←

(※実際こんな事言ってません。どこの暴太郎だ)

一方で今日丞さんは、出会って間もないのに「友人」と認めてくれていました。
広い心の今日丞さんとコミュニケーションの高い藍丸君はベストマッチ…ってコト⁉︎←



【とんだ厄日が藍丸君を襲った!!??】


依頼は無事に解決した一行だったワケですが…

藍丸君が起きた時刻は中天近く(要するにお昼だよな?)でした。

雷王さんと弧白さんはもういない…。
↑ここが一番の大問題でした。



理由:一人だと着替えが出来ないから。







  ( ゚д゚)
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /
     ̄ ̄ ̄




  ( ゚д゚ ) オイ
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /
     ̄ ̄ ̄



オイオイ


オイオイオイオイオイオイオイオイオイオイ





藍丸君、お前…うそだろ…。

何歳か分からないけどキミ、そのタチで着替えできねえって…!!!可愛いヤバいだろ!!!!!

…とまあ、着替え着付け、身だしなみは殆どあの二人に任せていた為、ひとりで上手く出来ないわけです。
西○寺○寄子かお前は!!!!!←
(藍丸君は蟻タンぷちぷちなんかしないもん!!)

まあ、家哭に帰ってから「羽織をこちらへ」「足袋を変えようか」ってしてもらってたもんなぁ!!!!
あの二人の過保護がどれだけだったのか、俺も痛感したよ藍丸君!!!!!←
(この時に藍丸君が煙草(正確には煙管)吸える歳だとも知ったので、俺の脳は軽くバグっていた)


着替えはギリなんとか、でも次は髪だ、持ち物だ、散らかした部屋だ…とハプニングが続く中…そんな彼を助けてくれたのは、桃箒さんでした。

超不機嫌な藍丸君に怯えながらも「お手伝いさせてほしい」と声をかけると…。

「(むぅう〜…みたいな声の後)お前ら……手伝え。」


か わ い い

く そ か わ


もうね、ヤバいを通り越して本音が飛び出てしまいました。←
一方で桃箒さん達はお仕事を貰えた事が嬉しそうなのがねぇ…これまたいいよね…。
平和だ…平和な日常光景が、冷めた体に暖かい味噌汁のように身に染みる…。

しかし、雷王さん達に頼りまくっていた所を改めて考えてたあたり…密かに孤立する事とか考えてたりしてんのかな…?
いやでも、雷王さんと弧白さんと一緒の光景をこれでもかと目にしてきたこちら側としては…やはり寂しいものを感じる。
さっきまで「いや一人で着替えできないってどんだけぇ⁉︎」と叫んでしまったものの、いざ突然「一人でやるから何もしなくてもいい」ってなると…うん。

やっぱり寂しいって思うだろうな…雷王さん側からしても。


実は藍丸君はこの日にある『約束』をしていました。

支度を終えて、桃箒さんに「ありがとう」と伝えた後に早速目的の場所…『大黒屋』という甘味処にて。

そこで彼を待っていたのは…藍丸君と同じ半妖であり、幼馴染でもある宗也(そうや)という青年。


ちなみに宗也君なんですが、めちゃくちゃ可愛い男の子です。
でも、一人称は「俺」なんですよね。
可愛い男の子の「俺」からしか得られない栄養素がねぇ…。←

そしてここで、藍丸君の大好物である金鍔が登場。
藍丸君の金鍔大好きな面は、プレイ前から予習済なので「ここでか〜」となりましたね。
ファーストフード感覚で手掴みで食べてましたがね←
(まあ、最近はコンビニとかで個包装で売られてるからそんなに驚く所じゃなかった。手がかなり汚れるもんじゃないし…。←)
(あと、藍丸君はつぶあん派だと思ってる)

そんな藍丸君に呆れ気味の宗也君は、お行儀よく竹串で切って頂いてます。
ちなみに、この竹串は宗也君が作ったものです。
(そうとなりゃ、「ちゃんと串使って!」ってなる気持ちもよう分かりますわ…。)

妖達に囲まれて萬屋を営む藍丸君とは違い、宗也君は竹細工を扱うお店で働いています。
そして、宗也君はそこの娘である『(人間の)お嬢さん』に片想い中…。

おやおやおや、可愛いですね…宗也君が。←

しかし、そんな宗也君の方では密かに事件があったんだという。
藍丸君が「もしかして、ふられた…?」とおずおずとしたように聞いてるのが、藍丸君が宗也君の恋を本当に心配…というか応援したいと思ってんのがわかるわかる。

で、宗也君の話を自分なりの言葉ではありますがまとめておきました。


◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

お店の蔵から食糧がなくなる時があり、宗也君が待ち伏せをして犯人を捕まえる事に。

そこで宗也君が見つけた犯人は…なんとデカい化け猫。
(ここ、藍丸君が化け猫だと聞いた時にめっちゃギョッとした反応だったんだが…?)

退治しようと意気込んでいた宗也君でしたが、その化け猫が可愛かったからという理由で、攻撃せず説得して去ってもらう事になったという。
(もしかすると、宗也君は猫関係の妖が親だったのかな…?それはそうと、一度呆れる藍丸君とネコチャン効果音に笑う←)

化け猫は話を聞いて去ってくれるようになりましたが、去り際に「どうして妖の自分に対して親切にしてくれるの?」と問われ、宗也君は油断して自身が半妖だという事を教えてしまった。

そして、その光景をお嬢さんに見られてしまった─。
というわけです。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇




前回で「半妖だという事が世間にバレたら…」という話があったわけですから、藍丸君からすれば「それはまずい」と言った話になるわけです。

ですが、この宗也君の話にはまだ続きがあり…。

お嬢さんは化け猫を「可愛い」と言っており、宗也君の半妖の件も「すごい特技をお持ちで…」と受け入れてくれた?という。
それから、お嬢さんは宗也君の秘密はちゃんと守り、猫も可愛がってくれている…と。

それに、宗也君とお嬢さんの間にはある『約束』もありました。

「いつか一人前になったら、真っ先に…私だけの簪を作ってほしい」

その約束は、半妖だと知られた今もずっと変わってない…。

いや〜…。
めっちゃ心温まるエピソードですやん…。

「人は妖を恐れる」と言われ続けてきた中で、「人間全てが半妖を恐れているわけじゃない」って話がここでくるとは…。
そして、宗也君の話を「よかったな」だけで済まさず同じ半妖としてちゃんと大事な事も説教として伝える藍丸君。いいダチだねぇ。
あとあと、藍丸君の「お前が嬉しいと、俺も嬉しい」ってのがね〜…!!
更に更に、藍丸君が財布を忘れてしまった事(あかんだろ)に宗也君はすんなり許してくれてるのもね!!

そしてトドメにこの会話だ。
「大事な友達が話を聞いてくれて、本当に助けられてるんだから。」
「そういう恥ずかしい事を嬉しそうに言うな…。」
(ここでナイス宗也君‼︎カワイイナァグヘヘヘ‼︎ってキショイ笑いをあげてた自分がいる。百合に割り込みたい男の気持ちってこんな感じなんだろうか←)

なんだろう。
ホント、ほこほこしてて可愛いなこの半妖ズ!!!!(結論)


…と、ニコニコモエモエした宗也君とのやり取りですが、同じ可愛い半妖でありながらもふたりは大きく違うものがあるのも分かりましたね。
そこはまた、次回以降にて話そうと思います。


…とまあ、宗也君に明るい未来がある反面…藍丸君の方ではまたまた事件が起きてしまいます。



帰り際の藍丸君の前にある男…言い換えると新キャラが現れてきました。
虚無感ある目、一つにまとめた黒髪、浪人のような姿。
そして…妖の気配を感じさせる刀を持っている。
(刀は妖刀ではなく、『剥妖刀(はようとう)』という妖の力を消す能力のある刀だという。…名前が覚えやすい、パート2‼︎←)
それに、藍丸君の事を狙っているのが分かりやすい。敵対する奴か…??


男はこう言ってました。


「お前の妖の半身を消しにきた。お前を人間に戻して依頼人の元へ連れていく。殺す気はない。この刃を受け入れる事はお前にとっての最良の道だ。」
…と。




…………………………。




( ᐛ)アヒャ?







いや、わからん。



こちとら藍丸君が雷王さん達をはじめとした妖やみんなとワイワイキャッキャしてた日常をニコニコしながら拝んでたんですけど⁉︎⁉︎⁉︎
いきなりそんな引き離しにきましたーって言われても「ふーん、そうなのか」って言えませんよこれ⁉︎⁉︎⁉︎




…そして、当然ッ‼︎
藍丸君は受け入れる気はありません。





「俺は俺だ。妖の俺だろうと人間の俺だろうと否定はさせねえ。誰に何を命令される謂われもねえ。…それを邪魔だてするなら、容赦はしねえぜ!」


うおおおお!!いいぞー!!!
思いっきしやっちゃってくだせぇー!!!!←



という事で始まりました、藍丸君VS浪人の男。
藍丸君はここで己の妖の力を覚醒させてまで男を追い詰めようとしますが…この時の地の文がすごくかっけえ。この瞬間を盛り上げてくれてすごくいい。
立ち絵にも変化があり、左半身には赤い文様、瞳も片目が赤になり、白い肌に浮かぶ赤がこれまたえっちかっこいい…!!
(さっきまで可愛い可愛い言ったけど、やっぱりカッコイイが勝りますわね!!!)

…ですが、炎を受けても男はなんと無傷!!
命中率が低かったか…。

そして、胸をかすめた剥妖刀!!
あーっ!!胸に傷はいけません!!えっち!!そういうの俺好きだから!!

あと男よ、血をすくうのはわかるがなぜ舐めたぁ!!!
↑藍丸「人様(の血)なめてんじゃねえぞぉ!!!」

更に、形成逆転!!これがまた、藍丸君の矜持
(プライド)を傷つける!!!

こんな時に…誰か来てくりゃあ…!



そこに現れたのは…なんと、今日丞さんでした。
友人である藍丸君の危機を…にしてはタイミングがかなり良すぎる。
でもまあ、藍丸君が男に連れてかれそうなのは免れそうですな…?

そして、同じ『刀を使う者』でありながら異なるものがありました。
今日丞さんは『整っていた教本の型通り』で、浪人の男は『品性に欠く我流』…とされたふたりの刀捌き。
『対なるもの』が出てくる場面が好きだからテンションあがりますねぇ!

…ところで、動けない藍丸君はというと。
今日丞さんが勝っても、男が勝っても、どちらも良いとはあまり思ってませんでした。
ならば…?

A.もう一人呼べばいいじゃないか。←



というわけでまたしても新キャラのお出ましです。

天女を思わせる赤い着物と帯に身を包む男…襲(かさね)が藍丸君の前に現れました。
藍丸君からすれば初めましての人ではない彼は、帯の化身で嘉祥さんのお仲間だという。
となりゃあ、この今の一件、嘉祥さんはシロですね。
(そもそも嘉祥さんは藍丸君を人間どうのこうのとは思ってなさそうでしたな!そら違うか!←)

そして何より、動けない藍丸君をお姫様抱っこするのが非常にポイントが高い!!やるな!!!(?)
しかもスチルあり!!いいですね…。

というか藍丸君、キミ…。
お着替えは任せてるのに、お姫様抱っこには「えー」ってなるの???←
基準がわからぬ…!!!


一方で、男は藍丸君を逃さまいと今日丞さんとの戦闘を投げ出しますが、襲さんの帯によりその場から強制退場させられてしまいました。

…で、この浪人の男の件ですが、この時に名乗りがなかったですね。
飛ばされた先での場面で判明しますが、名前は桜螺(さくら)といい、彼の持つ刀のひとつの中には、蝶寵(ちょうちょう)という妖がいました。
(見かけによらず名前が可愛いとか思った俺を殴ってくれ←)
蝶寵さんはお雛様を思わせるような綺麗な着物を召されたストレート金髪美青年。しかも桜螺さんの幼馴染という。これまたポイント高いのが出てきたな…?
あと、桜螺さんは孤独ではないってのがわかったね。

ここで蝶寵さんから「依頼された事と、私の役割を今一度肝に銘じた方がよい」と言われる桜螺さん。
そーいや言ってましたね。依頼って事。
『残された時間が少ない依頼人』は果たしてどんな人なのだろうか。
それと、蝶寵さんは今回の依頼には反対してるっぽいですね…?「危険すぎる」からだと。
昔から一緒である身だからこそ思うことなんだろうけど…。

いくつもの謎を呼んだお方ですが、結構離れた場所まで飛ばされたみたいなので、藍丸君と次に会うのはいつになるんだろうかね…。



そして。
襲さんのお陰で助かった藍丸君ですが…。
目を覚ました先には─。













「目が覚めたのだな、藍丸…。」


雷王さんの膝枕で眠っていた藍丸君が、そこにはいたのです─。



ところで、なぜ雷王さんが?
その理由は─。



【疑問から見つかった分かれ道、そして…】


…実は、あの夫婦との一件。
夫婦は助かったとはいえ、藍丸君はある『疑問』を抱えていたのでした。

今日丞さんが救ってくれた、夫婦のピンチ。
それがなんと…『お前を殺して俺も死ぬ論』でした。

男もとい旦那…仲貞さんが刀に囚われてしまい出した結論。しかも、おさえさんはそれを迷わず受け入れて。
その場にいた藍丸君は「何言ってんだあの野郎!」と納得できない様子でした。

「侍の妻は、あんなに肝が据わっているものなのか?自分なら誰に何を言われようと、自分は相手の命を選ぶのに。」という事を─。

それを、雷王さんに聞くことを選びました。


なんせ、藍丸君はここで自分の母親の事も思い出していました。
そして…その母親をよく知っていたのは、藍丸君の育て親ともなっている雷王さんだから。


だから、この選択肢に迷いはなかった。

それと、即決の理由はもうひとつ。
このゲームのプロローグは雷王さんと幼い藍丸君の出会いが描かれていたのだ。

あるものに惹かれ、訪れた先にいた母親と子供。
「こんな者が自分を縛ろうというのか」という事に怒りを憶えて殺してしまおうと手をかけようとしたが、母親は怯える事なく「この子を育ててほしいの。」とだけ言い遺して、幼いながらも不思議な力を持つ藍丸君を託した…というのが、実はこの物語の始まりという。

最初、「これ絶対「1周目雷王さんいっとけ!」って奴じゃん…⁉︎」となった自分がいる←
(でも、前回のサイクリとは異なりルート分岐は本編内の選択肢により決まるみたいなのでわかんねぇ…!)

そして、雷王さんからすれば藍丸君の母親こそが「強い女性」であるという。

あと、おさえさんの涙を前に「雷王なんとかしろ…!」って言ってたのもあるから、藍丸君から「女性の事は雷王さんの方がよく知ってる」という認識なのがまたおもろいですね。

にしても、雷王さんも昔は弧白さんと同じように人間を殺してしまう事に躊躇いがなかったんだなあって。
でも、母親の「人間世界でもしっかり生活できるように躾を身につけさせてほしい」ってのをちゃんと守っている事と、おさえさんの出した櫛の出来を褒めてくれてた所と…。

雷王さんが人の世に馴染んで心が大きく変わっているのがよく分かりますね…!

…でも、弧白さんからしたら『異常』ってのが分かるのもね。
そこは切ない。


あとですね、これだけ言わせてください雷王さん。
これはBLゲームだから、藍丸君は「一本気な『男』に惚れられるような男になれ」「人の『男性』と連れ添うやもしれぬ」だと思うんですよねぇ〜?????←
(ここでなんとなく保護者としてのある気持ちが分かってしまったのはここだけの話である←)

…しかし、雷王さんとこんな会話をしたせいなのもあり、藍丸君にはまた新たなモヤモヤができてしまったワケです。
雷王さんが出会った『強い女性』…いわば藍丸君の母親。

「もしかしたら、雷王は母親に惚れていた?でも故人でもある母親との約束(自分を育てる事)は、本来『神獣』でもある雷王さんを"縛っている"のでは?」

そんな事から、藍丸君は…。


「死んだ女の約束で縛られてるってなら、俺が手放してやっても…。」



いや、あのね




それは絶対ダメだと思うんです、藍丸君。





俺は血の繋がりがなくとも親子愛が強いカプが大好物故、それはめっちゃしんどいんですよ(威圧)


というかだな。



めっちゃ切なすぎんだろ…雷藍…。
モヤモヤを内心で語る藍丸君のお声がエロ切なすぎてますますクるんですけど。
(寝起き?くぐもった感じ?から滲み出るけしからんさ、美味しいね←)


…そんな事があったその先で、雷王さんの膝枕ですよ。
それも藍丸君が夢現(恐らく寝言)で膝枕がいいって言ってたという。
無意識だったというか知らなかった藍丸君の「え"ぇっ⁉︎」もね。
嬉しそうに昔の思い出(幼い藍丸君との話)を語る雷王さんがね。
布団に移される際も雷王さんからお姫様抱っこされるというのもねぇ〜????
スチルも藍丸君の着物がまた…ねぇ????←

キュン通り越してグッッです←


子供扱いにちょい拗ね気味というか、わたわたし気味な藍丸君に「へー?ふーん?ほーん??」とニヨニヨしましたよ。
というか、藍丸君は咄嗟に誤魔化すのが下手だと見た←
(宗也君との会話で大声出した時もそう)


…ただ、最後に気掛かりな事がひとつありました。

部屋を後にしようとした雷王さんを引き止めた藍丸君はこんな事を言ってました。


「殺さずに済んでよかったって思ってる」


これまで、優しさ溢れる藍丸君は無殺生を常に心がけていましたね。
でも、襲さんに連れていかれている合間に見た夢の中に、こんなものが藍丸君の目の前にあったんです。


己が焼き払った"人の子だったもの"』

それを見て、藍丸君は「よかった」と。
『また』殺めずに済んだと。


………え?
要するにこれ……。


藍丸君、過去に人を殺した説があるってのかぁぁあああああああ⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎

おいおい、藍丸君に『裏』とか『重い過去』があるのが確定したって事じゃん…。



【一本道はまだまだ先。そして襲いかかってきたものは─。】



「もとはといえば、雷王が何も言わずに出て行ったせいで!」と一度八つ当たりもした、藍丸君にとっては厄日でもあった日から翌日─。
さすがに今回は起きたら誰もいないって事はもうなさそうだと思います。
「寝起きは機嫌が悪い」とは言われていましたが、果たして大丈夫なんでしょうk






……あれ?




弧白、さん………???


なんで起きたら弧白さんがべったりくっついてるんだ…?
え、日常茶飯事?聞いてねえぞ。


というか、ルートはまだ決まってない…⁉︎






雷王さんはどこに行ったんだ⁉︎

…あ、そういや……。



【つづく】






(おまけ)
現状での藍丸君印象パラメーターを出すとしたら、こうでしょうか。↓

カッコイイ:★★★★★★★★☆☆
可愛い  :★★★★★☆☆☆☆☆
エッチャ :★★☆☆☆☆☆☆☆☆

果たして、これらが全部MAXになるのはいつになるんだろうか。←

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