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旅ログ066 和光市〜東武練馬

薄寒い曇り空の下、東へ向かった。
また随分と長く和光市にとどまってしまい、季節がかなり進んでいる。
道端には、冬の神聖なお祭りで使う飾りを売る小さな屋台が出ていた。

くねくねとした住宅街を歩き、川を越えた。

そしてさらに東へ向かい、ひっそりとした公園に入った。

芝生はまだ濃い緑色なのに、そこに落ちている葉は赤や黄色で、配色が美しい。

公園の東側には、何かを祀っているらしい、小さな小さな滝があった。

ここは何か神仏にゆかりのある場所なのかとふと周りを見渡して、私は驚いて息を呑んだ。
何か、大きな黒い像の頭部が見える。

以前、東所沢でも大きな神様の像を見たのを思い出した。(旅ログ049)
しかし今日はこの頭部しか見えない。
少し南へ進めばそちら側から顔が見えるかと思ったがだめだった。
諦めてそのあとは大きな街道に出て、わかりやすい道を進んだ。

今日の旅路は歩き始めから、かなりの起伏があった。
久々だったのもあり、足腰がふらついている。
「東武練馬(とうぶねりま)」の鉄道駅で旅のログを終えた。

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