とこものエッセイ #0 まえがき

「この文章の書き方をするのもじきに慣れる。」


何の計画性も無く始めたこのエッセイ。書いているのはただの大学3回生だ。

元々エッセイに興味は無かった。20年も生きているのにエッセイに触れる機会が無かった。いや、おそらく避けていた。子供だった自分には、大人がただ自己主張するだけの文章を自主的に読むという考えは無かった。

自粛期間に大学から貰ったお金である本を買った。オードリー若林さん著の「社会人大学人見知り学部卒業見込完全版」だ。
エッセイに興味があって購入したわけではなかった。僕の好きな日向坂46と番組内で共演している若林さんの考えが知りたくなったから購入した。

初めてまともに読んだエッセイは面白かった。自分が共感できることもあれば共感できない内容もあったが、大人になって、人の考えを知ることが面白いことに気づいた。人間ってこんなにもいろいろなことについて考えているのかと実感させられた。

僕は持論が多い。しかし、ただの学生が日常的にその持論を解き放つ機会は少ない。友達に話せば、和やかな空気が急に硬くなってしまうし、共感してもらえず、険悪になってしまうこともあるかもしれない。

じゃあここで書けばいいじゃないか。
このアカウントを開設してもう8か月が経っているのに、やっと気づいた。今まで何して生活してたんだ。
持論を解き放つ場所は常に持ち歩いている相棒の中にあったんだ。


というわけで、これからは自分の考えていることをnoteで連載していこうと思う。
僕が若林さんのエッセイを読んだとき同様、共感できることも共感できないこともあるのだろうが、1人の人間の生き様として見てほしい。

ここまで長々と文章を書いたが、ここまでちゃんと読んでくれている人は少ないだろう。Twitterから飛んできた人で考えても、10人もいないだろう。

しかし、自分はその10人に向けて話すと考えたほうがやりやすい。たくさんの人が見ていると考えていたら自由奔放に書けなくなってしまう。

できるだけ多くの人に見られるに越したことはないが。

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