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マインドマップで本の構成を考える ~つくりは単純だが役に立つ~
本の構成を考えるときにマインドマップが役に立ちます。
全体の設計図を確認することができる
全体を見ながら柔軟に変化ができる
マインドマップって何?という方はこちらをご覧ください。
マインドマップ(英: mind map, mindmap)とは、トニー・ブザンが提唱する、思考の表現方法である。頭の中で考えていることを脳内に近い形に描き出すことで、記憶の整理や発想をしやすくするもの。
ブザン・オーガナイゼーション・リミテッド社が商標登録している。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
全体の設計図を確認することできる
まずは、本の仮題を中央に書きます。そこから放射状に各章のタイトルやキーワードに書きます。次に各章の中に書く小見出しを、その各章の下に書いていきます。
各章に何を書くのか、小見出しに何を書くのか
という全体のマップができあがります。
書き始めた後や途中などに、ときどきこのマップを見ます。
今、自分がどこを書いているのかということを
俯瞰的に確認することができます。
書いている途中で道に迷ったときの地図になるわけです。
全体を見ながら柔軟に変化ができる
書いている途中で、最初に考えていた内容や構成が変わることがあります。
その場合でもマインドマップは効果を発揮します。
全体を見ながら、どこに入れるのか、もしくは、どこを削るのか、を考えることができます。
実際にぼくの場合もそうでした。
書いている途中に色々と変わりました。小見出しの一部を、違う章のなかに入れたり、移動させたり、削ったりしました。全体の流れを損なわないよう、編集することに役立ちました。
全体を見ながら、全体の流れを壊さずに柔軟に考えることができることもマインドマップの優れている点です。
マインドマップのアプリ
「マインドマップ アプリ」と検索するといろいろと出てきます。
いろいろと試してみて、あなたに適したツールを選んでみてください。
ちなみに、ぼくは「XMind」を使っています。いくつか試してみましたが、今はこれを使っています。使える機能が少ないことで、かえって使いやすいと感じています。
紙とペンだけでも、簡単にはじめることができます。
自分の頭のなかのモヤモヤを見える化することに適しています。
ひととおり書き終えて、できあがったマインドマップをみると、達成感と頭のスッキリ感の両方を味わうことができます。
本の構成だけでなく、普段のお仕事でも、プライベートでも応用範囲の広いツールです。
何かモヤっとしているとき、じっくり考えたいときに、試してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。