「スコトーマ」の存在を知っていれば不要な落ち込みは少なくなるかも
おはようございます & こんにちは!
ライフ・コーチの「トコマ」です。
いつもありがとうございます。
すべての人間に「スコトーマ」はある
スコトーマとは、もともと眼科の用語であり、盲点のこと。
スコトーマは、視覚だけでなく聴覚、味覚、嗅覚、触覚。そして、僕たちの認識にもあります。
たとえ大切な情報であったとしても、気づかないということは、「スコトーマ」が生じているためです。
このスコトーマに隠れて認識できていなかったこと、新しい可能性やチャンスが隠れていることがあります。
人間の脳と心は、何かに固執してしまっていると、そこに簡単な解決のヒント、またはより良い選択肢があったとしても、見落としてしまうのです。
スコトーマを言い訳に
スコトーマを感じる体験として、思い当たることとしては、探し物をしているときです。
いくら探しても見つからないときに、妻が「ここにあるわよ」と、すでに自分が何度も見直した場所を指して、簡単に見つけてしまうとか。
身近な例で言えば、そのようなことです。
そんなとき、僕の場合は「これはスコトーマによるものです」と自分の恥ずかしさを紛らわすための口実に使うことも、しばしばあります。
家族の中では、僕が頻繁に使っていることもあり、スコトーマという言葉が行き渡っております。
ですが、言い訳に使っているのは、僕だけなんですけどね。
職場では、「スコトーマ」という言葉を口に出すことはありません。でも、「これってスコトーマだよなあ」と自分のことだけでなく、他の人の言動についても感じることが多いです。
そんなときには、聞き慣れている言葉である「思い込み」とか、もしくは「盲点」「死角」など、という言葉を使って口にすることもあります。
「スコトーマ」があるからこそ
さきほども申し上げたとおり、誰でもこの「スコトーマ」を持っています。
人間の脳の性質上、人間でいる限り、残念ながらなくすことはできません。
ですが、「スコトーマ」があるからこそ、これから成長の可能性がある、と捉えることもできるのではないでしょうか。そんなことを書きます。
例えば、誰にかに「なんで、そんなことにも気づかないの」と言われて、自分が頭が悪いんだ・・・と気持ちが落ち込むような経験はありませんか?
これは、けっして頭が悪いとか、人より劣っているということではない、ということです。
・単純に知らなかっただけ
・そのときは、気づかなかっただけ
・自分にとって重要でなかっただけ
(これを口にする相手は非常に怒りますのでご注意ください)
等々、ということであり、それ以上でもそれ以下でもありません。
ですので、落ち込む必要なんてないのです。
脳はそのように出来ているのですから・・・と。
自分だけでなく、その言った相手の脳もそうなんです、と。
その相手、状況、関係性などによりますので、この事実を口にするどうかはお任せしますが、
「そういうものなんだ。人間の脳というものは。」と考えるだけで、すいぶんと気持ちも楽になるのではないかと思います。
これ以外にも知っているだけ、気持ちが楽になるということは、たくさんありますよね。
今度もそのようなことをお伝えしていきたいと思います。
ここで終了です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。