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土の中での分解過程観察 バナナ編

 キエーロ、段ボールコンポスト、バッグ式
と、いろいろあるけど、どの方法でも分解はいっしょだと思う。
 違うのは、分解する食品の種類。
 なので、いろいろ試してみようと思った。実際やってみると、意外とイメージと違うものもあるよ。
 うちでは、自己流バッグ式で野菜くずを入れている。野菜は匂いの発生のリスクが低いので、室内でもできて、冬でも堆肥化できるから。
 まず第一弾は、バナナの皮。
 なぜ、これにしたかというと、1日に2本は食べるので、けっこう量があるから。それと、分解スピードが予想とは違ったから。
 熟れたバナナの皮は柔らかくて、するっと剥けるし、ふにゃふにゃしてるから、簡単に分解される って思ってた。
 でも、実際には、意外としぶとい!
 全般、果物の皮は、野菜くず(果物を含む)の中で、分解は早くないほうだ。(と、結論を先に言っていいのかな)


刻んだバナナの皮

土にまぜると、途端にザ・ゴミ って感じになってしまうね。
匂いは、ほのかにバナナの匂い。

麻布のポーチに入れたバナナの皮入り土

 土の量は、500~1000ミリリットルくらい。それを不織布の袋に入れて、麻布のチャック付き袋に入れた。バナナの皮は3本分。
 今回、ちょっと土をケチって、500ミリリットル以下だったので、それに対して、バナナの皮が多すぎたかも。
 置いといて、匂いが漂ってくる ってことはないけど、鼻を近づけると、あやし~いバナナの匂いがした。腐った匂いじゃないけど、おいしそうな匂いでもなかった。3日たったら、その匂いはなくなった。

5日たったバナナの皮

 見た目も匂いも、バナナの皮とは見えないけど、形はしっかり残ってる。
ちぎってみると、中まで土の色になっていた。微生物は、がんばって分解中だと思う。

 今度は、10日後くらいに見てみようと思う。
 
          ごみゼロWG どんぐり

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