今だけの愛しい親子時間を、わたしらしく残す方法
Kazokugoto Note (旧: The Family Note 通称: ファミノ)の受注販売が今日の23:59で終了する。
ファミノを使い始めて3年目。
【特別なこと】を記録するノートから、今目の前の愛しいひとたちとの【身近な日常】を記録するノートへと成長していったわがやのファミノ。
今年で販売が最後であることがとても寂しい。
わが家での使いかたは、インタビュー記事にまとめていただきました。
ファミノとともにあったわが家の親子時間(本当は結婚してすぐから出会いたかったほど)。
今見えている景色と、心の中を綴っておきたい。
ちょっとだけふりかえる。
2021年2月26日。
出産予定日よりもひと月も早く、おたまごはこの世界に生まれてきた。
逆子に、真夜中の破水。夫が車で産婦人科まで送ってくれて、そのまま緊急帝王切開に。
なにがなんだかわからぬまま、初めてお腹を切り、「とってもかわいい元気な男の子だよー」とついたて越しに赤ちゃんを一瞬みせてもらい、その日はなかなか眠れなかった。翌日、痛みに耐えながら新生児室に行って保育器を覗いたら。なんともかわいいひとが、こちらを見ていた。
私のほうが先に退院することに大泣きしたり(完全に産後メンタルですね。笑)、搾乳して届けたり。市役所の駐車場でギリギリまで夫くんとおたまごの名前を悩んだり。
私より数日遅れて退院したおたまごと始まった、家族3人の暮らし(夫くんと離れることが妊婦の私にとって最大のストレスだよという理由で、産後1ヶ月健診をおえてから里帰りしました)。チャイルドシートにどう乗せるかわからなくて、産院の駐車場で苦戦したなぁ。夫くん初めての抱っこは、家に帰ってから、だっこふとんを使って慎重に。
まだ授乳も軌道に乗っていなかったから、ミルクと併用しつつ練習した日々(おたまごは上手なのに私がへたくそだった笑)。夜中のミルクはなんと夫が作ってくれた。育休こそとれなかったけど、仕事のスケジュールを前倒しで進めてくれてたこともあり、時間休や年休を駆使して、子育てをすぐに自分ごとにしていた夫くん。買い物して帰ってきてくれて家事もひと通りやってくれた。もちろん沐浴もふたりで。貴重な新生児期を夫とがんばれたことは今もふたりの宝物になってる。
里帰りのときは、両親が、たくさんお世話してくれた。夜寝る前のおむつ替えと寝かしつけをふたりでしてくれて。リビングの扉からもれる両親がおたまごにかけてくれる愛しい言葉の数々に、私も弟もきっとこんなふうに育ててもらったんだろうなと涙が滲んだ。母なんて夜中一緒に起きておむつ替えにミルクも用意してくれたから、私は授乳の練習と睡眠に集中させてもらえた。
明け方の授乳後におたまごが全然寝なくてリビングのクッションにもたれかかってうとうとしてた時に見た夢は『電車で寝落ちてカバンを落としそうになる夢』。ハッと目を覚ましたら、そのカバンがおたまごだったな。笑
3週間の里帰りをおえて、本格的に3人暮らしスタート。近所のおさんぽはいつも抱っこで。首が座って前向き抱っこにしてからは、おたまごも外の世界をすごく楽しんでいて、まさに一心同体の日々。
全然食べない離乳食に泣いたり、これまた宙を舞う離乳食に天を仰いだり。言葉の出始めが遅くて悩んだり、子育てこれであってる?って不安になったり。突然の卒乳(1歳5ヶ月、急に授乳を欲しなくなり、そのまま卒業)や、手を繋いで出かけるようになったことで抱っこ紐の最後っていつだったんだろうと寂しさに泣いたりもした。
そして、今の感情。
おたまごが、夫をパパに、私をママにしてくれた。
初めてのことだらけの、忘れたくない日々を受け止めてくれたのが、ファミノだった(先月第二子のこたまご出産のために入院したときもページを抜き出して持ち込みました)。
この先もきっとまだまだ初めてのことがたくさんあって、いろんな悩みにその都度いろんな感情がついてきて、いい意味で振り回されながら、歩いていくんだろうな。そのひとつひとつを、1日だって同じ日がない今日を、大切に集めるようにわたしは今日もファミノを綴っている。
特別な日の思い出も大切だけど。
何より愛しいのは、当たり前の日常の中にあるしあわせ。目の前の大好きなひとたちとの愛しい日々を受け止めてくれる、Kazokugoto Note。
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誰かの愛しい毎日に、届きますように。
※買えるのは今日中です!!!