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あいのある会社
こんにちは。とうこう・あい代表の鐘ケ江です。
当社の社名「とうこう・あい」は全てひらがなで、間に中黒(・)が入っているためか「珍しい社名ですね」とよく言われます。
そこで冒頭から問題です。
当社のように、社名に中黒が入っている会社は日本に何社存在するでしょうか?
答えは…
3
2
1
答え: 268,370社
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ここで調べると「あい・あい」という会社だけでも3社存在しています。
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というわけで、
全てひらがなで中黒のある社名は特に珍しくない
ことが判明しました。
当社はもともとは「東弘通信社」という名前で、お取引先からは「東弘さん」の愛称で呼んでいただいてきました。
今の社名になったのはちょうど20年前、2002年のことです。今年はカタールでサッカーのワールドカップが開催されていますが、日韓共催だった年です。
なぜそのタイミングで社名変更をしたのか、当時から在籍する社員に聞いても、経緯はよくわかりません。
新社名が社内で公募されたようで、その中から「TOKO AI」という案が浮上し、当時の会長の「ひらがなの方が親しみやすくて良い!」という鶴の一声により「とうこう・あい」となったそうです。
社名の由来として、以下の意味が込められている、と教えてくれた人もいました。
【LOVE】 愛
【EYE】 未来を見据える目線
【AI】(Advertising Intelligence) 知的な広告(…?)
どうも後付け感がありますね…
ともあれ、「とうこう」は丸くなり、通信社に替えて「・」と「あい」を得て、晴れて「あいのある会社」となりました。
名前は大切です。
堂々と”あい”を謳う気恥ずかしさもなくはないのですが、そこに込められた意味を自分たちなりに解釈し、理念に掲げて社業に精進しています。
それでは「あいのある会社」とは一体どんな会社なのでしょうか…?
あいのある会社だけに、今話題の「AI」に聞いてみました。
まずは、お絵描きAIの「Stable Diffusion」にこの問いを投げかけてみました。「あいのある会社」とはどんな会社なのかと。
さて、どのようなイメージを描いてくれるでしょうか…?
それがこちらです。
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なんだか不気味です。
LOVEを丸っとした雑な感じで人々に抱えさせているところに、AI氏の困惑が見て取れます。
次に、対話型AIの「ChatGPT」に同じくこの問いを投げかけてみました。
さて、どのような答えを返してくれるでしょうか…?
それがこちらです。
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「あいのある会社」とは、「人と人との間に感情の絆がある会社」を指します。 これは、社員同士が信頼関係を築き、協力しあい、働くことで、会社全体が和気あいあいとした雰囲気を醸し出すことを意味します。 また、「あいのある会社」とは、お客さまや従業員、業界内外の関係者とも持続的な信頼関係を築くことを指します。
とても真っ当です。
社員同士だけでなく、社外の様々な関係者との信頼関係までも描き出しており、素晴らしいです。
実際に社内で共有しているのは、以下のような内容です。こちらは、会社で配布しているクレドカードの表紙です。
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「あいのある会社」にはこのような注記がついています。
関わるすべての人を愛し抜く
社会・取引先・社員・家族 ーーー
すべての人の幸せのために
これはこのような言い換えの構図になっています。
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「幸せ」という単語も抽象度が高いので、辞書の定義を借りると、いくつか定義がある中で以下が該当しそうです。
幸せ(読み)シアワセ
その人にとって望ましいこと。不満がないこと。また、そのさま。幸福。幸い。「—な家庭」「末永くお—にお暮らしください」
整理すると、このような解釈となりました。
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次に「関わる全ての人」の部分を、ベン図的な感じで図解してみました。
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社員は会社という場で仕事をしている(働いている)わけですが、例えば、取引先に対してはビジネス、社会に対しては社会貢献、家族に対しては生活を支える、といった形でその成果が現れます。
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大事なのはそれぞれが、あっちを立てればこっちが立たず、といったトレードオフの関係にしないことで、全体の成果が調和を持って最大化するようにうまくやっていく必要があります。
これは当然のことのようですが、放っておくと崩れてしまいがちで、一度崩れると様々な問題として顕在化します。
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これは課題の尽きないテーマであり、それぞれが常に意識して、より良い働きができるように努力を続けることが大切であると考えています。
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そして会社は、社員みんながより良く働ける場として、自分たち自身で創造し、磨き続けていくべき存在であると捉えています。
以上、当社が理念とする「あいのある会社」について書かせていただきました。
【おまけ】AIが描いた「あいのある会社」イメージギャラリー
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