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【Webライター】プロフィールの「初心者」がNGな理由

ふと気になって、Xにこんなことを書きました。

これについて、ちょっと掘り下げて書いてみようと思います。

私は現在Webライターとして引きこもり生活をしていますが、それ以前は無形商材の営業を10年以上していました。
口頭で喋ることと文章とでは少し違いますが、ある意味「言葉で表現すること」を生業にしてきたわけです。

そんな私ですが、最近、というかずっと気になっていることがあります。
Webライターを始めたての皆さん、「初心者」とか「素人」とか、自分のレベルを下げる発言しすぎです。
これ、本当にもったいないし、場合によっては失礼になることだってあります。

もちろん、誰にだって初心者や素人と言われる時期はあるので、それ自体が問題なわけではありません。
(いつまで初心者・素人の気持ちでいるかは課題ですが)

それはそうとして、まず、クラウドソーシングサイトのプロフィールや案件への応募文に「初心者ですが精いっぱい頑張ります!」って書いてる人、今すぐ削除してください。

これ、手土産を持って行く時に「つまらないものですが…」って持って行くのがNGっていうのと同じです。
わざわざつまらないものを持ってきたの?ってなっちゃいます。
この正解は諸説ありますが、「心ばかりですが」とか「ほんの気持ちですが」とか、あるいは「評判だと聞いたので」みたいなのはアリですよね。

で、この「つまらないもの」発言、すなわちWebライターの「初心者」発言は、営業の視点から見ると、めちゃくちゃ残念なこと。
だって「うちの商品、つまらないものですがぜひ買ってください!」って言ってるようにしか見えないんです。

ものを売る時のセオリーとして、不必要なマイナス・ネガティブな情報は言わないっていうのがあります。
もちろん、戦略的にデメリットを伝えることはありますし、絶対に伝えなきゃいけないマイナス要素もあるんですが、「初心者」と書くのは違います。

プロフィールや応募文に「初心者です」って書いてあったら、あえてその人を選ぶ理由がなくなってしまいます。
特に応募数が多い案件だと、「初心者」って書いただけで候補から外される確率が上がります。

じゃあどう書けばいいのか。

まずは「初心者ですが」を使わずに、やる気や熱意をシンプルに伝えましょう。
実績がなくて何も書けないと思うのなら、「丁寧な執筆を心がけます」のような姿勢を示すのもいいですね。

あるいは、Webライターの実績がないとしても、本業で文章を書いた経験があれば、それを詳しく書きましょう。
ちなみに、私が最初に獲得した案件の応募文にはこんなことを書いてました。

Webメディアでの執筆経験はありませんが、本業では取引先向けメルマガの執筆を担当しています。
担当部分はおよそ500~800字、送信先100件、発信頻度は週1回です。
執筆以外にも他メンバー執筆箇所の校正、ファクトチェック、送信業務まで一貫して携わっています。

これはわりといい経験してたなと自分でも思いましたが、あなたもご自身の中の経験を引っ張り出してください。
これもまた営業的な目線として、嘘をつくのはダメだけど、着飾るのはアリということがあります。
お店のディスプレイを思い浮かべてもらえばわかると思うのですが、商品がもっともよく見えるように並べるのは重要なことです。

さて、そういうわけで、ネガティブ、マイナス、自信のなさは自分の中に留めておいて、プロフィールや応募文は人に見せるものとしてしっかり整えて出しましょう。

書き方わからん!とか、これでいいのかアドバイスが欲しいという方は、XのDMか何かでご連絡いただければサポートしますのでお気軽にどうぞ。

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