ランチタイムを活用して5万人のフォロワー獲得!銀座ワーママのSNS奮闘記
こんにちは、銀座で働くワーママのtokoです。2年ほど前、ランチタイムの限られた時間を活用して始めたインスタグラムのグルメ投稿が、今では5万人のフォロワーを持つアカウントに成長しました。SNSについての知識が全くない状態から始めた私が、この2年間で多くの企業様・店舗様よりPRのご依頼をいただくようになり、グルメだけでなくホテルやクルーズのインフルエンサーとして活動するまでに。今回は、その道のりとポイントを無料記事としてシェアします。
始まりは小さな一歩から
忙しい日々の中、ランチタイムは自分へのご褒美とリフレッシュの時間。実は私は子供のお弁当作りの延長で、ランチはずっとお弁当派でした。コロナウィルスの感染拡大が落ち着き始めた頃、微力ながら、長い休業期間を経て大変な思いをしている銀座の飲食店様のご支援になればという思いで銀座のランチを食べ始めたことがきっかけで、銀座の多彩な飲食店を訪れ、その魅力を写真とともに記録し始めるようになりました。
銀座のランチってすごいんです。ディナーの実力があるので、ランチでは上質なお食事がディナーの時間帯では信じられない価格で提供されています。
たとえば、ミシュランガイドに掲載されたレストランや、格式高い和食の名店が提供するランチメニューでは、厳選された食材と洗練された技術を気軽に楽しむことができます。ディナーでは何万円もするようなコース料理が、ランチタイムには手の届く価格で提供されるのは、銀座だからこその贅沢。銀座で働いていて本当に良かった〜と心底思いました。
他ではなかなか味わえない特別な魅力に溢れている銀座ランチの世界の虜になり、毎日のランチタイムに魂を込めて独自に発信を続けていきました。
そんな銀座のランチを投稿しているうちに、フォロワーも徐々に増加。少しずつ「誰かに届いている」という実感が芽生えてきました。フォロワーさんが500人くらいまでは、投稿の方向性がぼんやりとしていましたが、今思えば次のようなことを意識していたらフォロワーが増えてきました。
フォロワー増加のポイント
一貫したテーマと投稿: 銀座のランチスポットに焦点を当て、投稿に統一感を持たせました。これにより、東京の中でも華やかで有名な銀座という場所に興味を持つユーザーの共感を得やすくなりました。
高品質な写真: スマートフォンでも工夫次第でプロ並みの写真が撮れます。自然光を活用し、席選びやカメラを構える向きにこだわり、料理や店内の魅力を最大限に引き出すことを心掛けました。
適切なハッシュタグの活用: 投稿内容に関連するハッシュタグを使用し、より多くのユーザーにリーチしました。例えば、#銀座ランチ #銀座和食など 。
フォロワーとの積極的な交流: コメントやメッセージには迅速に返信し、フォロワーとのコミュニケーションを大切にしました。これにより、信頼関係を築くことができました。
インスタグラムは「見る専」(見る専門)でもなく全くの初心者。頑張ってアカウントを開設して、始めのうちは写真(静止画)だけを投稿していました。
ある日、ふと「同じように銀座のランチを投稿している人がいるのでは?」と思い、インスタグラムで初めて虫眼鏡マークをタップし、「#銀座ランチ」と検索してみました。すると、驚いたことに、銀座のグルメ情報を投稿している方々がずらりと表示されました。「え!こんなに多くの人が銀座ランチを発信しているなんて」と驚き、既に成熟した分野なのかと一瞬気後れしてしまいました。
しかし、投稿をよく見てみると、多くの方が若い世代であることに気付きました。華やかで美しい投稿が多い一方で、「ワーママ」の視点で発信している人は見当たりませんでした。この発見は私にとって大きな転機となりました。「私だからこそ発信できる価値があるのでは?」と気持ちを切り替え、ワーママならではの目線を活かして投稿を続ける決心をしました。
この気付きがあってから、綺麗に撮るだけではなく、スプーンですくってみたり、麺をお箸で持ち上げてみたり(麺リフトというらしいです)、「おいしそう」と感じてもらえるような動画を投稿するようになったのです。
こうして「銀座ランチ×ワーママ」という独自のスタイルが形になり、少しずつフォロワーの反応も変わり始めました。この気付きがなければ、今の私の活動はなかったかもしれません。
日常の中での工夫
フルタイムで働きながらの投稿は決して簡単ではありませんでした。でも、工夫次第で何とかなります。
時間の有効活用: ランチタイムは、お店に入って撮影・掲載許可をとり、撮影して実食を30分程度で行い、お店から会社までの間に次の撮影候補店を探しつつ、その日のキャプションの内容を考えて、歩きながらスマートフォンに吹き込みました。
事前準備: 撮影に行きたいお店をリストアップし、効率的に取材を進めました。短い昼休みでは予約を取ることができないため予約なしで店舗に行き、万が一満席や急なお休みだった場合に他店に転戦できるよう候補店を考えておきました。
家族の協力: 家族の理解とサポートを得ることで、活動をスムーズに進めることができました。帰宅後夕食作りの前にちょっと編集、とかですね。
フォロワー数の節目とその記録
フォロワー数が増えるたびに、その節目をスクリーンショットで記録してきました。100人、200人、500人、1000人と、少しずつ見て下さる方が増えると達成感と喜びを感じ、それがモチベーションの維持につながりました。これらの記録は、努力の成果を視覚的に確認できる貴重な財産です。
フォロワーが1000人を超えた頃からDMが届き始めましたが、お恥ずかしながらDMとは何か、なぜ送られてくるのかが全くわからず、周囲にインスタグラムでの発信をしている人がいなかったため教えてもらうこともできず、しばらく放置していました。
ある日、何気なく開いたDMが、グルメや旅行の本を出版している有名な会社からのものでした。「企業からのDM?」と驚きつつ内容を読むと、そこには「PR案件」と「インフルエンサー登録」の案内が記されていました。このとき初めて、一般企業がインスタグラムのDMを活用して、直接やり取りを行っていることを知りました。
正直なところ、その仕組みや「PR案件」の具体的な内容についてはほとんど理解していませんでした。しかし、「せっかくの機会だし、挑戦してみよう」と軽い気持ちで登録を決意。手続きは意外にも簡単で、アカウント開設からわずか半年後には、初めての「PR案件」に参加することとなりました。
初のPR案件で伺ったのは、日本橋にある老舗の和菓子店。何をどうしたら良いのかわかりませんでしたが、ひとまずお店の外観を撮影。店舗ではお菓子作りの職人さんが商品作りを実演しながら丁寧に説明してくださり、初めての挑戦で緊張の中「インフルエンサー」としての役割を実感する機会となりました。自分のアカウントがただの趣味のグルメ投稿から一歩先に進んだ瞬間でもありました。
次のステップへ
この後、さらにいろんなPR案件が舞い込んできます。PR案件の話やアカウントを伸ばすためのノウハウ、収益化などの記事を近日公開予定です。フォロワーがどのように増えていったかをスクリーンショットで記録していますので、その「フォロワー記録」と共に具体的にお伝えします。フォロワーを増やしたい方、インスタグラムでの発信を強化したい方、ぜひご期待ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
インスタグラムとYouTubeの「カフェグルメ散歩日記」では、これからも銀座の魅力を発信していきますので、フォローをよろしくお願いいたします♪