おはなの「いろ」のおはなし【前編】
お花は、言葉でお話をすることが
できません。
樹木を含めた植物は、
動物のように動き回ったり
意思表示をすることがきませんよね。
話しかけても
何も感じていないのかもしれません。
ですが、どうして、
お花を見ると、
私たちの心は
動かされるのでしょうか?
今回は、
「お花の色が与えてくれる魔法」
の物語をごらんください。
お花って、どうして
あざやかな「色」を
彩っているのでしょう??
私は、あいかわらず、
色とりどりの花を見て
ニヤニヤしておりますが、
お花に色には、
ちゃ~んと意味があるのですね。
専門家のお話によると、
野生のお花が、
「色」をつけているのは、
「昆虫をおびき寄せるため」
とのこと。
お花たちは、虫さんたちに、
「こっちに来てね❤❤」
ってアピールしてるのね💖
植物は、蜜を求めてやってくる
虫たちに「花粉」を運んでもらい
「受粉」します。
受粉すると種ができるので、
子孫を残すことができるのね。
お花にいろんな「色」があるのは、
虫さんによって、お花の色の
見え方が違うらしいの。
たとえば、ミツバチは
「赤色」は認識できないけど、
「白色」と「黄色」は認識できるので、
黄色いお花や白いお花に
寄ってくるんだって。
そういえば、ミツバチが、
赤いバラとかよりも、
アブラナによってるイメージがありますね。
ちなみに、アゲハ蝶は、
赤色を認識できるので、
よく、彼岸花の近くで見かけます。
このように、お花は、
子孫を残すために色をつけています。
私にも、ほんとにかわいい孫がいるのですが、
私は何色なのかしら・・・
いつでも笑顔で、
里帰りしてくれるように
私も、お花も、
何色にでも染まれるように
しなくちゃね。
そう、
お花の色は、
受粉のために彩るだけでなく、
人間の心理に働きかけるような効果を
持っています。
それでは、
「お花の色が人の心に与える効果」
についてみてみましょう。
【白いお花】
白を好む人には、
自分の空間や世界観を確保したい考えを持っており、
「自分だけで生きたい」
という気持ちがあるといわれてます。
非常に気高く高貴な人柄であり
カリスマ性がありそうですね。
ですが、それは、
消極的な考えを打ち消す力がある、
白は「前向きな色」なのです。
また、
白は「ゼロ」からのスタートや
「出発」という印象付けができる色です。
「白紙にもどす」という言葉があるように、
物事や感情を一度リセットする
効果があります。
不要なものや嫌なことを洗い流し、
心身を浄化してくれそう🤍
なので、
フレッシュな気持ちで心機一転したい部屋に
白いお花を飾ってみるのはいかがでしょうか。
さらに、
体調の良くない時に取り入れると血圧を安定させ
食欲をおさえる効果もあります。
お部屋を白い花でいっぱいにするにすると、
ダイエット効果にもなるそうですよ。
タヌキさんには、
白を必要としているかもしれませんね(笑)
ただ、
あまり「白」ばかりにしてしまうのは、
気をつけた方がいいでしょう。
というのも、じつは、
白は、退屈になってしまう色なのです。
部屋にいて退屈だなあ~って思ってしまうのは、
もしかすると、
白一色のインテリアになっているのかもしれませんね。
白いお花で、おすすめは、
「かすみ草」
などいかがでしょう。
カスミソウのおしゃれな生け方・飾り方。
かすみ草は、
小さいのに心惹かれるかわいさがあります。
真っ白な花にふさわしいかすみ草の花言葉は
「清らかな心」「無邪気」「感謝」。
純粋な気持ちにしてくれる花ですね。
ブーケにしてかざったり、
他のお花と一緒に生けても素敵です。
タヌキさん。
わが家の白色のお花、
ご紹介して下さる?
フクロウさん:
おーい。
とっこちゃんがよんでるよ~
タヌキさん:
ん~・・・
あのさぁ~
うわぁ ──────!
イタッ!💨💨
タヌキさん:
だいじょうぶ~
フクロウさん:
あーびっくりしたぁ~
まだちょっとクラクラしてるよ・・
タヌキさん、
ふりむく時は、おなかのでっぱり具合を
計算してふりむいてよ~
とっ子ちゃんは、
「白いお花」を紹介してって
いってるのに。
「白いおなか」をボヨヨ~ンって
紹介してどんすんのぉ。
それにしても・・
まぁるい、まぁるい、
おなかだな~
そうだっ!
タヌキさんのおなか、まんまるだから
たぬまるくん
って、こんどからよぼーっと。
とっ子ちゃん:
たぬまるくん?
いいじゃない、かわいいわよ。🧡🧡
あなたたち、仲がいいから、
おたがいに、ニックネームでよびあったら💗
タヌキさん:
僕のおなかが「まるいまるい」
っていうけど、
フクロウさんも、
全体的に「ツルっ」としてるし、
そーとーまるいよ。
タヌキさん:
フクロウさんをこんどから、
フクまるくん
ってよぼー。
フクロウさん:
べつにいいけど・・・
ところで、たのまれくん。
じゃなくて、たぬまるくん。
とっ子ちゃんの、たのまれごと
わすれてない??
たのまれくん。
あ、たぬまるくん。
タヌキさん:
なんだっけか???
とっ子ちゃん:
わが家の白いお花を紹介してって
おねがいしたのよ。タヌキさん🧡
あ、そうだった!
あのさぁ~
いいけど、これだよ??
咲いていないじゃない(笑)💦💦
じつは、これは、
「百合(ユリ)」のお花なの。
私が好きな白色のお花は、百合(ユリ)。
この「note」でもご紹介させていただいたので、
その時の写真を載せておきますね。
岩山の 、ひとりゆり?
【青いお花】
青は、高ぶった神経をおさえたり、
自律神経のバランスを整える鎮静効果があります。
ブルー系の色はなんだか、
冷たい印象があるのですが、
それは見た目だけで、
人が感じるのは、
冷たい感じではなく、
冷静さ。
ブルー系は心理的に落ち着かせる効果があり、
医療現場では、患者さんのストレスを緩和してくれる効果があります。
そういえば、
手術着は水色だし、
マスクも水色が使われていますね。
また、
薬局に置いてある痛み止めの薬のパッケージって、
ほぼ、青色が採用されていることに気づきます。
それだけ、鎮静効果を与えている
ということですね。
お部屋に飾る場合、おすすめは、
寝室。
寝室にブルー系のお花を飾ると
安眠効果にも良いといわれてます。
また、
青い花を見ていると食欲が抑えられ、
満腹感に満たされるそうです。
おやおや、タヌキさんには白も必要だし、青も必要でした。
合わせて水色にしておきましょうか(笑)
青いお花を部屋に飾ざるなら、おすすめは、
小さなブルーのお星様がとても可愛らしい
「ブルースター」
花屋が選ぶ!花束に使える 【青い花】
わたしも、むか~しは「ブルースター」が
ステキでお部屋にかざっていたことあったの。
このやわらか~い色合いが
お部屋をス~っと、
澄みきった感じにしてくれるの。
それでは、
わが家の水色は~
これも咲いてない(笑)💦💦
ごめんなさい・・
これは私の大好きな
「アジサイ」
しかたないので、
昨年の写真をどうぞ。
【赤いお花】
情熱や愛情、強いエネルギーの色、赤。
見る人の気持ちも体もアクティブにさせる
エンジン全開色です。
「よし!今日は頑張るぞ!」と
前向きに頑張りたい時にもおすすめ。
朝一番最初に使う
洗面台に赤い花を置くと効果的です。
どの色よりも力強く
あなたを「応援」してくれるはずですよ。
赤いお花は、
女子力、恋愛運アップというイメージがあるので、
赤い「バラ」をリビングに飾る方も多いのですが、
それは、
あなた自身が赤いものを身につけたとき、
女性らしさをアピールできるの。
なので、
部屋とかくつろぎたい場所に
「赤」を用いるときは要注意です。
鮮やかな赤は、
気持ちも体も興奮させてしまう色調です。
リラックスするどころか
余計にエネルギーを使いすぎてしまいそうです。
特に寝室に用いる場合は
気を付けたほうがよさそうですね。
あと、私は試したことはないのですが、
真っ赤なバラの花を浮かべたお風呂。
何だか興奮しすぎて、
のぼせてしまうそう…(笑)
また、
元気にさせてくれる色ではあるのですが、
弱っている人、調子が悪い人、
痛みを抱えている人には
すこし刺激が強すぎることもあります。
気持ちも身体も弱っているときに、
真っ赤な服を着ようとは
なかなか思えないですよね。
赤色は、食欲増進などの効果がありますので、
食卓テーブルに赤のお花は食べすぎちゃうかもです。
おすすめは「バラ」
といいたいところですが、
「母の日」も近いことですし、
ここは、やっぱり
「カーネーション」ですね。
母の日に定番となった、
赤いカーネーション。
花言葉は、「母への愛」
先ほど、赤は、
刺激が強すぎることがある
といいましたが、
母の日は、特別な日。
赤いカーネーションを
プレゼントされる側は、
母は、私が出会った女性の中で
最も美しい人だ。
という、熱い思いを
たくさんお花に込めてあげましょう。
そして、赤いカーネーションを
いただく側は、
めいっぱいに感謝してあげましょう。
すれば、その子はきっと、
感謝される大人になるでしょう。
では、わが家の赤いお花を
ご紹介します。
君がいて幸せ。
「ゼラニウム」です。
ホントは、
「クンシラン」や「ボケの花」も
おすすめなのですが、
残念ながら、
開花時期は終わってしまいました・・・
えっへん。(クンシラン)
ボケの花は、" 魔王 " ?!
【ピンクのお花】
癒しの効果がNO.1!
ピンクは人を
美しくする色といわれています!
ピンクを見つめることで、
美しくなるために必要な
βエンドルフィンやドーパミン
といった脳内物質が分泌されやすくなるそうです。
ピンクの花一輪だけでも、
励まし若々しい体になりそう!
そして、
ピンクのお花で、最も注目したいのは、
アンチエイジング効果!
ピンクは女性ホルモンなどの分泌を促す色とされ、
多くの女性にとって永遠のテーマである
「美」と「若さ」をつかさどる色なの。
とはいえ、
女性的なイメージが強いピンクなのですが、
じつは、ファッションやインテリアに
大胆に取り入れるのは
意外と難しかったりしません?
私なんて、
すごくピンク大好きなのに、
やっぱり抵抗あるもんね~
だけど、そんなときは、
アクセントカラーで取り入れる
ことをお薦めします!
私たちはピンクを目だけでなく
体全体で色を感じています。
さりげない少量のピンクでも
身近に置いておくだけでその効果は
私たちに届いています。
お部屋にさりげなく、
ピンクのお花。
いいものですよ💗
おすすめは、すごく迷うのですが、
大人の魅力や色気を引き出す
「ダリア」はステキです。
ダリア ピンクダイヤモンド
存在感&迫力抜群!
鮮やかな大輪で周囲をぱっと華やかにしてくれます!
1本でも美しさが際立つので、
一輪挿しの花瓶にさして楽しみたいですね。
あと、もう一つ、おすすめの
かわいいお花があります。
私の大好きな、
「ガーベラ」
ピンクのガーベラは気高く尊い
なんだか、
幼いころの純粋な気持ちを
思い出させてくれるよう。
子供っぽいのですが、この
親しみやすい花姿が大好き!💗
では、タヌキさん。
わが家に咲いているピンクのお花
お願いしま~す。
「姫檜扇(ヒメヒオウギ)」
というお花です。
葉の間から伸ばした細長い花茎の先に、
6枚の花びらのうち、下の3枚に濃い紅色の
ブロッチが入ったかわいいお花です💗
あっ、そうそう、
もう一つ、ピンクのお花をご紹介します。
「オキザリス」です。
愛らしい姿と育てやすさで人気が高いため、
各地で育てられているのを見かけることも
多いのではないでしょうか。
さて、
今回は、ここまでとさせていただきます。
次回は、今回の続きで、
緑のお花、紫のお花、黄色のお花を
お部屋に飾る効果をご紹介させていただきます。
※ 前回の内容を転記しましたので、
また同じ内容でお送りしたことを
お詫びいたします。
いま、家庭菜園に挑戦される方が増えてるとのこと。
中でも、「バジル」が人気。
わが家も今年は、育ててま~す。
楽しみです!
それでは、タヌキさんとフクロウさん。
お別れのごあいさつを。
イタイッ!!
たぬまるくん、
自分のおなかの、ボヨヨンぐあいをもっとちゃんと、
はあくしておかなくちゃだめだよ!
そのうち、お花たちが、なぎ倒されちゃうよ~。
タヌキさん:
ふくまるくんも、ボクによりすぎなんだよ!
それにキミのあたま、
まぶしぃよ!
とっ子ちゃん:
まるまるコンビで楽しそうね🧡🧡
今回も、最後までお付き合いいただき
本当に、ありがとうございました。
では、次回また、お会いできることを
心よりお待ちしております。