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夫に幸せを委ねてはいけない

結婚生活10年、今は家を出てしまったけど
それまではそんな夫でも一生添い遂げなければ、と思って
自分なりに試行錯誤していました。

でも、あの人を変えることは絶対に無理だとわかって
自分の中で折り合いをつけようと思いました。

それは、
「自分の幸せを夫に委ねてはいけない」です。
そのことをモットーに生活していました。

そもそも幸せは自分でなるもの。
自分で感じるもの。
全て自分で見つけるもの。
それは大前提として理解しています。

でもね。


「夫に幸せにしてもらいたい」なんて思ったことはないけど、
でも「幸せを感じる延長線上にはいて欲しい」とは思っていました。

そんな想いが心の片隅に少しでもあった自分が本当に愚かです!
夫はいつだってその真逆のところにいました。

だから、それに気付いてからは、
「自分の力で、幸せになる」ことにしました。
つまりは、「夫への期待ゼロ」ということです。
夫の存在を消して、幸せになる。

もしくは、
「他人」と思うことにしました。
金銭面で生活を保障してくれる足長おじさん。

でも、このモットーを片時も忘れなければ、
すっごく良かったんです!

たまーに、何か夫がなにかしてくれたとき
めちゃくちゃ嬉しいし、
子育てを手伝ってくれたときは
「え!この人、他人なのに手伝ってくれてる!めっちゃいい人!!」
って思えるんです。
どうしても、どうしても、こういう夫から逃げられない人にはおすすめです!
でも、たまに
「あ~なんか悲しい」って思うんですけど、
このモットーが無いときよりかはダメージはかなり少ないです。

息子の幼稚園の集まりで、
”ママさんのランチ会”なるものがあって、
やっぱ旦那さんの愚痴が盛り上がるんですよね。
「旦那の洗った洗い物が汚い!」ていうママさんがいて
え?!旦那さん夜12時くらいに帰ってくるって言ってたよね?!それなのにそれから旦那さんが洗い物するの?!
「そうだよ。だから、その汚い食器を写メに撮って旦那に送りつけるんだ」
そ、そ、そ、それって、ママさんがモラハラなんじゃ…とか、
「旦那が排水溝洗う歯ブラシで子供の歯を磨いた」とか。
「旦那が夕食食べるときに、正面に座ってくる」とか。笑

みんな本気で愚痴ってるんだけど、
正直羨ましいと思ってしまった。

旦那さんてざっくりと
「規格外にいい旦那」「いい旦那」「規格外に悪い旦那」「規格外に悪い訳じゃないけど良くはない旦那」
に分かれると思うんですよね。
だから、私にとって、
「規格外にいい旦那」と「いい旦那」に愚痴は、青い芝生にしか見えない訳です。

規格外に悪い旦那は、私の中で、浮気、ギャンブル、暴力する旦那です。
これに分類すると、私の旦那は完全に
「規格外に悪い訳じゃないけど良くはない旦那」なんですけど、
規格外に悪い旦那だったら、法律も両親も、誰しもが離婚に賛成してくれるのに
そうもいかないのが、規格外に悪い訳じゃないけど良くはない旦那、なんですよね。

で、夫に自分の幸せを委ねない作戦をしていたのに
どうして別居してしまったかというと、
私自身の性格の問題で、希望を捨て切れなかったからです。
スパっと割り切れる人が本当に羨ましいです。


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