新幹線の仲間たち
今夜は、明日の神戸での仕事に備えて前泊。
東京で仕事を終えて、新幹線に飛び乗り22時過ぎにホテルに着いた。
終業後に新幹線に乗るときは、何かしら夜ごはんになるものを買うのだけれど、いつも選んだ食事に合わせて缶のお酒を買ってしまう。
今日は、ビーフガパオに合わせてキリンビール。
同じ新幹線に乗り合わせているのも、大体が背広を着たサラリーマンたち。
発車すると程なく、2/3ほど埋まった座席のあちこちからぷしゅ、と気の抜けた音がする。
仕事で張り詰めた気を抜いてくれるような、1日の終わりと旅の始まりを伝えてくれるような、微かで気の抜けた音。
なんとなく、その音が車内の一体感を作ってくれる、そんな気がいつもする。
新幹線の、発車後すぐに。