進歩を見ることでやる気ができる/ 待つことができない人がいる/ 人は本来怠惰な生き物である/ 近道は簡単に見つかる時しかしない/ 人の行動は「性格だ」と判断されがちである。/習慣は長い時間をかけ形成される/ 競争意欲はライバルが少ない時に増す /人は自立性をモチベーションにして行動する
インターフェイスの心理学 7/1
進歩を見ることでやる気が出る
・ユーザーが目標を設定し達成の経過を終えるような仕組みにする。
待つことができない人がいる
・満足を遅延することができる人とできない人がある
・満足の遅延ができない人は「限定」的な指標に弱い
人は本来怠惰な生き物である
・読んでもらうためでなく、ざっと見るためのwebサイトを作ると良い
・人は最良の結果よりほどほどに満足することができる結果を求める
近道は簡単に見つかる時しかしない
・ショートカットキーを作っても、使われるかわからない
なるべく、ショートカットキーは覚えやすく、見つけやすく、使いやすいものを設定する
デフォルト
・デフォルトは、一般的にユーザーが望んでいるものに設定する
・ユーザーがうっかりデフォルトを選択しても致命的なミスを招かない場合に使う
人の行動は「性格だ」と判断されがち
ある人が、困っている人を見て見ぬふりをして通り過ぎた時に、
多くの人はその人のことを「非情」であると考える。
背景に、危篤の親がいる、などの状況を考えずに人格のせいにしたがる。
逆に、自分の行動に関しては状況のせいにする。
特に西洋人は個人主義であるためこの傾向が強くなる。
・ユーザーテストの場合に、人格のせいにするのではなく客観的に状況を把握することが重要。
習慣は長い時間をかけ徐々に形成される。
・複雑なものより簡単にできる小さなノルマをヒトに課すと良い
・ノルマを果たす人が毎日もしくはほぼ毎日忘れず取り組みように促しましょう(一日サボったくらいじゃ変わらない。ただ、2日以上サボると習慣に遅れが生じる。)
・習慣化は長い時間を要する場合もあるので辛抱強く続ける。
競争意欲はライバルが少ない時に増す
・競争でやる気は増しますが、過度の競争は避けるべき
・ライバルが10人以上いることがわかると、競争意欲が低下する可能性がある。
少人数で競わせた方がやる気が出る。
人は自立性をモチベーションいして行動する
・人は自分が主体となって何かをしたいという気持ちがある。
・セルフサービス的な機能を拡張する場合、ユーザーが自分でコントロールできる範囲や、自分一人でできる範囲を広げる方向を目指すべき。