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アイデア品を試作してみることのメリット3つ【リライト版】
本記事は、アイデア品を試作してみることについてのお話しです。
本記事は、弊所のお客様との対談に基づいています。
実際に弊所で特許出願を行って、実際に特許を取った方です。
あなたも発明を楽しんでいらっしゃると思います。
発明を楽しむ『発明ライフ』として、ご参考になれば幸いです。
■アイデア品を試作してみることのメリット3つ
①アイデアが実現可能か確認できる
頭の中だけでは、実際に機能するのかわからないことがあります。
永久機関を発明した!
そんなときは、実際に作ってみてください。
アイデアが机上の空論でないことの確認は、大変意味があることです。
②特許になる可能性が高まる
まず、試作品があると、弁理士がアイデアを理解しやすくなります。
良い特許調査が行えますし、良い特許出願書類ができます。
また、特許の手続きの中で、審査官と面接ができる場合があります。
試作品があると審査官との面接がスムーズになることもあるでしょう。
このように、試作品があると、特許につながる可能性が高まります。
③次のアイデアにつながる
実は、今回のお客様との対談では、この点が印象的でした。
実際にモノを作ってみると、新たな問題点が見つかることがあります。
その問題点を解決することが、次の発明につながるのです。
こうした過程を経た発明は、特許になる可能性が非常に高いのです。
これまでになかったものの中に「課題」を見つけた!
この課題の発見の時点で、次の発明の進歩性は非常に高くなります。
この点は、審査官の審査手法や、発明の進歩性の判断等のお話しです。
非常に高度かつ複雑ですので、詳細はまた別の記事で述べます。
感覚的にはご理解頂けるのではないでしょうか。
■ものづくりのハードルは下がった!
いかがでしたでしょうか。
とは言え、試作品まで作ることは、事業者でなければ難しいでしょう。
また、事業者だとしても難しい部分もあるでしょう。
しかし、難しいからこそ、やってみる価値はあるものです。
ぜひ挑戦してみてください。
いまの世の中、ものづくりは、意外なほどハードルが下がりました。
ものづくりの情報はネットにいくらでもあります。
外部に試作を依頼するときは、秘密保持契約だけは徹底してください。
<元記事>
アイデア品を試作してみることのメリット(2016年08月20日執筆)
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特許の過去記事をリライトします&YouTubeも【1文1行ブログ】
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