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拒絶理由通知を読んで心が折れました(進歩性)【リライト版】
(Q)拒絶理由通知が来たので読みました。
とても厳しいことがたくさん書かれてあって、心が折れました。
どうすればいいでしょうか?
(A)むしろ、特許になる可能性があるとも言えます。
がんばってください!
<目次>
(1)拒絶理由通知はお役所文書
(2)拒絶理由の内容について
(3)拒絶理由通知にたくさんの内容が書いてある理由2つ
■(1)拒絶理由通知はお役所文書
まず、大前提として、
✔拒絶理由通知の文章は、いわゆるお役所文書です。
表現が固くなるのは仕方がありません。
表現の厳しさについては、慣れてしまえば、どうってことありません。
■(2)拒絶理由の内容について
拒絶理由の内容的なものについて、以下説明します。
本記事では、発明が容易であるという拒絶理由について述べます。
条文:特許法第29条第2項(進歩性)
拒絶理由通知では、一般に、いくつかの文献が提示されます。
これらの文献に基づいて、あなたの発明が容易であると指摘されます。
この場合、どうして容易であるかのロジック(論理づけ)は、
✔一般に、文献が同じであれば、同じロジックになります。
✔出願人にどう伝えるかについては、審査官によって若干異なります。
■(3)拒絶理由通知にたくさんの内容が書いてある理由2つ
拒絶理由通知に、たくさんの内容が書いてあるのですね。
考えられる理由は、主に次の2点です。
①特許に導くために、丁寧に説明したいとき
②容易であるという論理が、やや弱いとき
①であるなら、問題はありません。
表現が厳しい場合もありますが、上述したように慣れの問題です。
適切に対応すれば、特許になるでしょう。
②の場合は、ある意味、問題ですね。
表現が厳しいと、①とは違う微妙な感じを受けることもあるでしょう。
しかし、心が折れている場合ではありません。
容易である論理が弱いときは、適切に対応すれば、反論は可能です。
冷静に対応しましょう!
<元記事>
【Q&A】拒絶理由通知を読んで心が折れました(進歩性)(2015年04月04日執筆)
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特許の過去記事をリライトします&YouTubeも【1文1行ブログ】
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