
AIによる学習で個人情報は大丈夫か?発明の種もここにあり!
AIに関するニュースでこんな内容を見かけました。
✔ある特定の情報のAI活用に同意不要
✔個人情報保護の要件緩和
この手の記事はタイトルだけで大したことないこともあります。
ライターがAIにそこまで知識がないこともあります。
またAIに書かせた記事ということもあるでしょう。
ただ、個人情報が心配という方もいますね。
そこで本記事では、安心するための知識をお届けします。
わたしは弁理士ですが「ソフトウェア開発技術者」でもあります。
昔で言う「情報一種」で、今はなんていうのか・・・
情報処理の知見にアイデアを添えてお届けします。
■公開さえしなければAIに学習されない
個人情報を公開さえしなければAIに学習されることはないでしょう。
例えば、
✔個人のスマホやパソコン内の情報
✔個人のハードディスクやメモリカードなどの情報
✔クラウド上でパスワードを掛けた情報
などは公開はしないでしょう。
これらが物理的に100%安全かと言えば、そうでもありません。
パスワードの漏洩やウイルスなどの可能性もあります。
ただ、AIに無断学習されることはないでしょう。
つまりこういうことです。
上記への不正アクセスは「不正アクセス禁止法」が適用されます。
同法第3条「何人も、不正アクセス行為をしてはならない。」
AI事業者は、それなりの大手企業でしょう。
不正アクセス禁止法に触れるようなことをしたら、致命的です。
信用(株価)はゼロでしょうし、莫大な損害賠償責任を負うでしょう。
そういう意味で、AIに無断学習されることはないでしょう。
■発明の種もここにあり!
安全性をさらに高めるために、こんな取り組みもあるようです。
✔無断学習されたら、AIのシステムが損傷するようなデータを置く
例えるなら、泥棒が家に入ったらケガをするような罠(仕組み)です。
この仕組みをどのように構築するか?
ここに発明の種があると思いませんか?
セキュリティ強化は、企業・自治体・国の取り組みにもなり得ます。
すばらしい発明をすれば、社会の役に立てるだけでなく・・・
あなたの腕の見せどころです。頭の体操にももってこい!
●YouTubeで音声でもご覧いただけます
●元ブログ(+αの情報あり)
https://www.tokkyoblog.com/archives/90062786.html
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