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些細なアイデアで特許や実用新案を取れますか?【リライト版】

(Q)わたしのアイデアは些細な(ささいな)アイデアです。
特許や実用新案を取れる可能性はありますか?

(A)些細なアイデアでも特許や実用新案を取れることがあります。

<解説>
「些細な」の内容にもよりますが、
✔アイデアコンテストのような意味での「すごいアイデア」と、
✔発明が特許になるかならないか?
これらは判断基準が異なります。

✔アイデアコンテストに入賞できない→特許を取れることがある。
✔特許が取れない発明→アイデアコンテストに入賞できることがある。

結論としては、些細なアイデアでも特許が取れることがあります。

さらに詳細は、こちらの記事をどうぞ。
アイデアの評価について~アイデアコンテストと弁理士(特許審査官)の違い

こちらの記事もご参考にどうぞ。
【Q&A】こんなアイデアで弁理士さんに笑われませんか?

●アイデアコンテストと特許の目的

アイデアコンテストと特許の判断基準が違うのは、
✔そもそもアイデアコンテストと特許の目的が異なるからです。

アイデアコンテストは、「すごいアイデア」を競うものです。
アイデアコンテストは、称賛されることが目的とすら言えます。
この意味では、「些細なアイデア」では入賞は難しいかも知れません。

一方、特許の目的は、称賛のようなものではありません。
「特許を取ってすごいね!」と称賛されることが目的ではありません。

特許の目的は、自分の発明を、独占して実施するためのものです。
独占できるというのは、ビジネスにおいて、極めて大きいです。
特許はビジネスにおいて、大きな武器であり、防具であり、保険です。

このようにアイデアコンテストと特許では目的が異なります。
些細なアイデアでも、自分のビジネスとして、独占して実施したい!
そういう目的があるのであれば、特許を取るべきです。

もちろん、特許を取るためには、一定の審査があります。
「些細」であることは、特許が拒絶される理由ではありません。

<元記事>
些細なアイデアで特許や実用新案を取れますか?(2018年3月29日執筆)

<関連記事>当ブログのリライトについて
特許の過去記事をリライトします&YouTubeも【1文1行ブログ】

●YouTubeで音声でもご覧いただけます

●元ブログ(+αの情報あり)

https://www.tokkyoblog.com/archives/88410808.html

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