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独立起業の3パターンと知的財産権(特許や商標)の必要性
世の中には、独立起業するためのノウハウや塾がたくさんあります。
独立起業といっても、いくつかの形態があります。
独立起業のためのノウハウや塾では、これらの区別がわかりにくく、単に会社を辞めて独立しようという点が強調されているように思います。
そこで本記事では改めて、独立起業を3パターンに分けてみます。
その上で、特許や商標など知的財産権の必要性について述べてみます。
●ビジネスモデルとマーケティング
ビジネスの2大要素として、ビジネスモデルとマーケティングがあります。
①ビジネスモデル:だれに何を提供するか?(商品・サービス)
②マーケティング:どうやって提供するか?(集客)
独立起業するときに、①ビジネスモデルを新しく作るのか?また、②マーケティングが必要がどうかで、以下の3つのパターンに分けられます。
●独立起業の3パターンと知的財産権(特許や商標)の必要性
(1)ビジネスモデルを新しく作る独立起業パターン(マーケティングは当然に必要)
独立起業する際に、新しいビジネスモデル(新商品・新サービス)を作ることもできます。
新しいビジネスモデルを作るのは大変ですけど、うまくいけば、これまでになかった新しいビジネスとして、大成功できる可能性があります。
この(1)のパターンでは、新商品・新サービスについて、特許や商標を押さえておくことは、極めて重要です。
(2)ビジネスモデルは既存のもので、マーケティングが必要な独立起業パターン
ビジネスモデルは既存のものを使うというと、フランチャイズなどを思い浮かべますが、既存の商品やサービスを提供するという点では、独立起業として最も多いパターンでしょう。
ちなみに、資格を取って独立起業する(いわゆる士業)のもこのパターンです。
資格を取ることの意味(資格を取れば食えるのか?)や、士業のマーケティングについては、このnoteの他の記事でも述べていますが、要するに、士業のビジネスモデルは使えるけど、マーケティングも必要ということです。
この(2)のパターンにおいても、特許や商標を取る意味はあるでしょう。
主に他者との差別化を図って、集客につなげるためです。
既存のビジネスモデルに改良を加えられれば、特許を取る意味はあるでしょうし、その改良の程度が大きければ、新しいビジネスモデルのようになり、上記(1)のパターンに近づきます。
(3)ビジネスモデルは既存のもので、マーケティングが必要ない独立起業パターン
これは、本記事の趣旨としては例外的なパターンです。
例えば、そこまで集客の必要性が少ない店舗ビジネスや、下請けビジネスや、先代のビジネスを継いだ二代目などの場合です。
この(3)のパターンでビジネスを進めるのはラクな面もありますが、マーケティング力が不要というわけではありません。例えば、既存客が離れたときには、マーケティング力がないと一気にビジネスが終わってしまうことがあります。
●
いまサラリーマンで、これから独立起業しようという場合は、(1)か(2)の独立起業パターンでしょう。このどちらを目指すかによって、起業に備える内容や、学ぶ内容はかなり異なるでしょう。
独立起業のためのノウハウや塾を利用する際には、これらを意識しておくと効果的に学べます。
そして、特許や商標のことでお困りの際には、起業家の支援に特化している弊所:東雲特許事務所(しののめ特許事務所)にご相談ください。
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東雲特許事務所(しののめ特許事務所)
弁理士 田村誠治(元特許庁審査官)
【東京都港区新橋】【東京都中央区八丁堀】【東京都北区田端】
【稀有な経歴】特許技術者→特許庁審査官→特許事務所運営