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成熟社会の日本では発明は出尽くしたのか?【リライト版】
(Q)成熟社会・飽和社会の日本では発明は出尽くしたのでしょうか?
(A)そんなことはありません。
発明として、以下の2つに大別して考えてみます。
①これまでにあるものの改良発明
②これまでに全くなかった新規発明
■①改良発明は、出尽くしたのか?
あなたは今、世の中のすべてのものが、どれも満足でしょうか?
そんなことはないでしょう。
どんなものにも、多かれ少なかれ、不満や問題などはあります。
それを解決することが、①改良発明となります。
①改良発明が出尽くしてしまうことなど、あり得ないでしょう。
■②新規発明は、出尽くしたのか?
いま世の中にあるものの大半は、ここ1000年くらいの間に生まれた!
そういう説があります。
例えば、ここ50年くらいを見ても、
50年前には、スマホはもちろんインターネットすらありませんでした。
あなたはそのようなものをいくつ挙げられるでしょうか??
頭の体操にぜひ!
次の50年にも、これまでに無かった②新規発明が無数に生まれている!
そんなことが容易に想像できます。
■①改良発明と②新規発明の区別について
説明の便宜上①改良発明と②新規発明に分けました。
これは、わたしの特許の審査官的な観点で分けたにすぎません。
(ご質問は②新規発明のことを想定していると思われます。)
実際には①改良発明と②新規発明をさほど区別する必要はありません。
①改良発明も、改良の程度の差こそあれ、②新規発明の一種!
そう考えてもいいでしょう。
■特許事務所(弁理士)もご活用ください!
いかがでしたでしょうか。
本質問者のように考えて、発明を諦める(思考停止?)・・・
本当にもったいないことだと思います。
ぜひ発明に挑戦してみてください。
もちろん、あなたの発明で、特許が取れるかどうかは、また別です。
どんなに斬新な発明(①)と思っても、
✔似たようなものが世界のどこかにあれば改良発明(②)である
→改良の程度が小さければ、発明の進歩性なし
✔あるいは、そもそも新規性のない発明かも知れません
あなたが素晴らしい発明をして、特にそれをビジネスに生かそう!
そうお考えのときには、ぜひ特許事務所(弁理士)もご活用ください。
最後までお読みくださりありがとうございました。
<元記事>
【Q&A】成熟社会の日本では発明は出尽くしたのでしょうか?(2017年05月11日執筆)
<関連記事>当ブログのリライトについて
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