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小規模零細企業が大手企業と取引を進められた理由(事例から)

本記事は「小規模零細企業が大手企業と取引を進められた理由」と題してお伝えします。

これは弊所:東雲特許事務所(しののめ特許事務所)が、大手企業と取引を進めたというお話しではありません(笑)。

弊所のお客様が、大手企業と商談することになり、私が同行しました。

具体的な商談内容や取引内容の詳細は、本記事では伏せますが、そもそも、どうやって商談まで行けたのか?どうやって取引が進んだのか?気になるかと思います。そんなあなたに少しでも参考になれば幸いです。

■小規模零細企業が大手企業と取引を進められた理由4つ

(1)相手とwin・winになる条件を提示した

ビジネスは、お互いにメリットがなければ進みません。
逆に言えば、お互いにメリットがあれば、お互いのビジネス規模にかかわらず、ビジネスが進む可能性があります。

相手にどれだけメリットがある条件を提示できるかがポイントです。

ちなみに、相手にwin・winとなる条件を提示した場合には、こんなメリットもあります。
もし相手が断ってきたとしても、落ち込む必要がなくなります。
つまり、「うちと取引しないなんて、もったいないな」「さぁ次を当たろう」くらいに、さばさば割り切って考えることができます。

(2)ネット対策をした

現代においては、ネット上であらゆる情報が調べられます。いや、こちらの情報は必ずネットで調べられると思って間違いないでしょう。ネット上の対策は必須です。

とはいっても、大げさなことではなく、独自ドメインを取ってHPを作ったり、商品をネットで販売して実績を作るなど、ごく一般的なことで十分です。いくらこちらが小規模零細企業だからと言って、HPが無いことは言い訳になりません。相手に対して失礼とも言えます。

(3)知的財産権を押さえた

特許・実用新案・意匠・商標など、知的財産権を押さえることも効果的です。小規模零細企業であるというイメージを払拭することができます。

知的財産権の種類としては、ざっくりいうと、
✔商品については、特許や実用新案や意匠
✔サービスやビジネスモデルについては、特許
✔商品名・サービス名・自社名については、商標
を取ることができます。

当ブログではよく、「知的財産権は、スモールビジネスにとって、大手企業とわたりあえる唯一かつ最強の武器・防具・保険」と述べていますが、今回の取引では、この効果がいかんなく発揮されました。

(4)弁理士が同行した

(3)とも関係しますが、顧問弁理士がいることで、小規模零細企業であるというイメージを払拭することができます。

■東雲特許事務所(しののめ特許事務所)のサービスご案内

いかがでしたでしょうか。
今後も当ブログでは、特許など知的財産権を生かしたビジネスシーンをお伝えしてまいります。

(追記)冒頭で、弊所が大手企業と取引を進めたわけではないと述べました。弊所はたしかに、個人発明家(小規模事業の社長様含む)に特化した運営を行っています。しかし、中大手企業様からのご依頼を拒絶するものではありません!発明者と面談が行えて、個人発明家と同様の対応ができる場合には、中大手企業様からのご依頼もお受けできます。個人発明家に対するのと同様の充実したサービスをご提供します。

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●元ブログ(+αの情報あり)

https://www.tokkyoblog.com/archives/77420507.html

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