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特許事務所への依頼時の負担を軽減するには【発明提案書の作成方法】

あなたが特許を取りたいときには、特許事務所を利用できます。

ただ、特許事務所(弁理士)に依頼する際に、
✔どのような書類(依頼書・発明提案書)を作成したらよいか?
迷われることもあるでしょう。

それほど難しく考える必要はありません。
本記事がご参考になれば幸いです。

特許事務所への依頼時の負担を軽減することができます。

■プレスリリースの原案をどう作成するか?

まずはちょっとプレスリリースのお話しでも。
先日、プレスリリースに関するセミナーに参加しました。

プレスリリースは、新製品の発売の際などに利用されていますね。
事業者は、報道機関に向けに、プレスリリースの案を送ります。

そのセミナーの中で、こんな話しがありました。
事業者が報道機関に、プレスリリースの案を送る際の注意点です。

プレスリリースの案は、
✔あたかも記者が書いたような「記事まがい」のものにしない
✔必要な事実が正確に記載されていれば十分
✔変な色気は出さない方がよい

少し上から目線ではありますが、趣旨はご理解頂けると思います。

■特許事務所に依頼時の書類(依頼書)をどう作成するか?

上記は、特許事務所の事情と、似ている部分があるなと感じました。
発明者であるあなたが、特許事務所に依頼書を提出するとします。

この依頼書は、
✔特許公報(特許の出願書類)っぽい体裁や表現である必要はない
✔発明の内容が正確に記載されていれば十分
✔変な色気は出さない方がよい

プレスリリースをマネしたら上から目線になりました^^;すみません

まれに弊所でも、特許公報の体裁の依頼書を受け取ることがあります。
たしかに、依頼者の熱意は伝わります。

ただ、依頼書の作成であまり負担になってもいけませんね。
特許事務所にとっても、必ずしも扱いやすいとは限りません。

■特許事務所への依頼時に最も重要なこと

弁理士が特許の書類を作成する際に、最も重要なのは、
✔発明の内容が正確に理解できること
です。

この点は、必ずしも依頼書の形で頂く必要はありません。
打ち合わせ時に、お話しを伺うこともできます。

弁理士は、発明の内容を最大限に生かすために、最善を尽くします。

ただ弁理士は、依頼書の内容は、尊重しなければなりません。
依頼書にあまり好ましくない内容が記載されている場合があります。
弁理士としては、その内容をどう扱うかなど、負担が増大します。

依頼者にとってもデメリットがあります。
✔発明のポイントがぼやける
✔整合性が取れなくなる
✔その好ましくない内容を残したまま特許を出すことになりかねない
など、依頼者にあまり好ましくないことになりかねません。

■迷われたらまずお問い合わせください(個人様&法人様)

弁理士への依頼時に迷われたら、お気軽にお問い合わせください。

弊所では、
✔依頼書として、紙一枚の説明と、ポンチ絵程度でも十分です。
むしろ、その方が対応しやすい場合も多いです。

ちなみに、以上のことは、企業からのご依頼の場合も同様です。

研究開発の方で、発明提案書の作成に負担を感じていませんか?
それでしたら、その負担を軽減できるかも知れません。
特許の出願書類の内容も改善される可能性があります。

ご参考になれば幸いです。

●YouTubeで音声でもご覧いただけます

●元ブログ(+αの情報あり)

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東雲特許事務所(しののめ特許事務所)
弁理士 田村誠治(元特許庁審査官)
【東京都港区新橋】【東京都中央区八丁堀】【東京都北区田端】
【稀有な経歴】特許技術者→特許庁審査官→特許事務所運営

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