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【Q&A】特許事務所に依頼すると、すべてお任せ?提案してもらえる?

(Q)特許事務所に依頼すると、すべて弁理士さんにお任せになるのでしょうか?
あるいは、いくつかの提案をしてもらって、こちらで選べる部分もあるのでしょうか?

(A)ケースバイケースですが、弊所では、以下のように考えています。

こうした方が絶対によいというものについては、弊所にお任せください。
提案した上で、十分にご説明します。
提案がいわゆるゴリ押しにならないように、十分配慮します。

一方、特許的にどれでもいい内容や、趣味的なものについては、いくつかご提案することもできます。
そして、メリット・デメリットなどを十分にご説明した上で、お客様に選んで頂きます。


お客様の多くは、「特許は難しいから、すべて任せるよ」のように言われます。
このことを否定するつもりはありません。むしろ、信頼してくださることに、感謝します。

しかしこれでは、場合によっては、お互いのためにならないこともあります。
そこで、上記のような提案をさせて頂く場合もあります。

たしかに、特許は、難しいことも多いでしょう。

しかし、お客様としても、ご自身の権利・財産的価値にかかわることです。
ご自身で選択することも、大切な場合があります。

この際、特許の知識があれば、特許事務所からの提案に対して、理想的な選択ができることがあります。

必要最小限の特許の基礎知識を身に付けることは、御社の発展にとって、長い目で見て、絶対に損はありません。
ちなみに、このnoteは、そのための教材として、最適と思われます(笑)

また弊所では、一度ご依頼頂いたお客様から、ずいぶん経ってからご質問を頂くことがあります。
その際には、最優先で回答しています。
一度こういう関係を結んでおくと、特許や商標などに関する安心感が違います。


いかがでしたでしょうか。

そう言えば、「提案をするかしないか」について、審査官時代のことを思い出します。

審査官による審査の対象は、特許出願書類の中の【特許請求の範囲】に記載された内容です。

ただ、審査官の中には、出願書類の全体をすみずみまで読んで、特許になる部分を見つけて、出願人に提案したいという審査官もいます。
しかし、特許の審査基準では、基本的にそこまでは、要求されていません。

その理由は、・・・

また話しが膨らみすぎました。
この点については、また別の記事で述べたいと思います。
(YouTubeでは少し触れています)

●YouTubeで音声でもご覧いただけます

●元ブログ(+αの情報あり)

https://www.tokkyoblog.com/archives/49576137.html

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