心に響く宣伝広告の作り方【特許にならないアイデアシリーズ】
街中で、遠近両用メガネの広告を見かけて、オッと思いました。
商品・ビジネスの宣伝広告の作り方として、ヒントになると思いましたので、シェアします。
●商品のスペックよりもメリットをアピールする
あなたが遠近両用メガネを扱う事業者でしたら、どんな宣伝広告(コピー)を作りますか?
✔レンズの軽さ
✔フレームの耐久性
✔遠近の境目がわかりにくい
こういうスペック(性能・仕様)をアピールするのも悪くないでしょう。
その街中の遠近両用メガネのコピーは、こんな感じでした。
『ゴルフのミスショットが減るかも』
その広告は、遠近両用メガネのスペックをアピールするものではありません。遠近両用メガネを使ったことにより得られる、メリット(ベネフィット)をアピールしていたのです。
●良い広告の特徴2つ
①よく、「物」を売るのではなく、「経験」を売ると言われます。
上記の広告は、この点が意識されています。
②広告は、具体的な一個人までを特定して行ったほうがよいとも言われます。
上記の広告は、ゴルフをする人に特化して訴えかけています。
そして、ゴルフをしない人にも、その遠近両用メガネの良さは伝わるでしょう。広告のターゲットを狭めたからといって、実際の購入者を狭めることにはならないのです。
このような広告の手法は、テレビショッピングなどでも使われています。テレビショッピングは面白いですね。一方、商品のスペックの羅列は、面白いでしょうか??そういうことです。
●特許事務所の場合
いかがでしたでしょうか。あなたのビジネスに少しでもお役に立てれば幸いです。
ではさっそくこれを見習って、弊所:東雲特許事務所(しののめ特許事務所)のコピーを考えてみました(笑)
✔クオリティの高い書類を作成します
✔事務所が駅近です
✔親切丁寧です
これらは、たしかに弊所の特徴とも言えますが、上記のようにダメな例です。
そこで、遠近両用レンズの例にならえば、例えば、
✓特許を持つ会社になってみませんか?
みたいのはどうでしょうか。
また、弊所ではお客様として個人発明家・自営業者・小規模事業の社長様に特化しています。もちろん実際には、これ以外のお客様を拒むことはありません。
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なにもかっこよい(キザな?)コピーを作る必要はありません。本記事で紹介した広告の本質を生かせば、より効率的な広告が作れると思いますので、ぜひご参考にしてみてください。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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●元ブログ(+αの情報あり)
https://www.tokkyoblog.com/archives/70542083.html
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