特許調査のスキルを劇的に上げるには？【リライト版】

弊所：東雲特許事務所では、ちょっと変わった制度を採用しています。
わたしも含め、所員全員に、「発明」することを奨励しています。

発明をすると、わたしの判断で、以下のような特典が与えられます。
①勤務時間を使って、自分の発明の先行特許調査をしていい。
②勤務時間を使って、自分の発明の特許の出願書類を作っていい。
③権利取得までに掛かる費用について、一部または全部を補助する。
④わたしが審査官的な見地から、アドバイスしたり、補助したりする。

なぜ、このような制度を採用しているのか？
一番大きなメリットは、特許実務のスキルが上がるということです。

＊
自分の発明で、特許調査や、出願書類の作成を行うことができます。
いつも以上に、気合いが入ることでしょう。

お客様の案件だと気合いが入らない、ということではありません。
自分の発明を題材にして、特許調査や出願書類作成を行います。
きっと新たな「気づき」があるはずです。

こうした「気づき」を積み重ねます。
そうすることで、特許実務の総合的なスキルアップが図れます。
お客様の案件を扱う際にも、必ずお役に立てます。

人は長い人生の中で、多くのことを身に着けていきます。
このとき単に知識を得るだけでは、スキルアップにも限界があります。
特許の実務に限らずなんでもそうですね。

知識を得たら、その知識に基づいて行動しなければ、身に着きません。
学習と行動を繰り返すことで、スキルが劇的にアップするのです。

わたしも、長い特許実務の間で、特許審査官を経験できました。
このことで、さまざまな「気づき」を得ることができました。

いつも同じようなルーチンワークを繰り返すのもいいものです。
同時に、さまざまな経験を得ることも大切であると考えています。
弊所の上記制度も、そういう考えから生まれたのです。

＊
かくいうわたしも、以前に、自分の発明で特許を出願してみました。
（特許事務所の代表が、自分の発明を特許出願することは珍しい？）

もちろん、特許出願に先だって、自分で先行技術調査も行いました。

さらに、アイデア品を世に出すための、様々な事業を企画しています。
ここでも、自分の発明があることで、事業に一層気合いが入ります。

＊
あなたはアイデアマンですね。発明をされていることでしょう。
さらに実際に作ったり、事業化してみたいと思うことはありませんか？

あなたが小規模事業の社長様なら、特にそうでしょう。
自分で考えた新商品を、世に出してみたいと思うことがあるはずです。

そんなときには、ぜひ弊所を思い出してください。

★以下、自分の発明を世に出すことについて、下記の元記事もどうぞ！

＜元記事＞
特許調査のスキルを劇的に上げる方法（2015年05月16日執筆）

＜関連記事＞当ブログのリライトについて
特許の過去記事をリライトします＆YouTubeも【１文１行ブログ】

●YouTubeで音声でもご覧いただけます

●元ブログ（＋αの情報あり）

https://www.tokkyoblog.com/archives/89133678.html

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