非効率に見えて最も効率的な特許の業務とは?【働き方改革】
先日、弊所のお客さまと、ランチも兼ねてビジネス談義をしてきました。
新しい商品をいくつか製造販売するということで、意見交換です。それに関連して、商品開発や商品の営業のお話しなどを伺うことができました。
では、弊所:東雲特許事務所(しののめ特許事務所)としては、このビジネス談義によって、仕事につながったのでしょうか?例えば、特許や商標の仕事につながったのでしょうか?
●非効率に見えて最も効率的な業務とは?
お客さまとのコミュニケーションは、ゆとりのある時間の使い方です。短期的に見れば、効率的なものとは言えないかも知れません。つまり、そのランチの2時間程度が、直接収益になるわけではありません。
一般に、経営者・事業者は、自分たちの時間を1秒でも使うなら、必ずお金をもらうべきだという考え方もあります。特に士業やコンサルタントのような、タイムチャージの仕事の場合はこのように言われます。
しかし、収益とは、必ずしも「お金」に限るものではないでしょう。「情報」や「知見」といったものであってもいいはずです。例えば、今回の例では、商品開発や営業に関する情報や知見が、得られました。その情報や知見は、他のお客さまのお役にも立てますし、弊所の営業活動にも役立つでしょう。
その場でお金をもらうというのが短期的なメリットであるとすると、情報や知見は、長期的なメリットです。弊所にとって、お客さまとコミュニケーションを図ることは、非効率に見えて、最も効率的な業務の一つです。
●逆に、効率的に見えて最も非効率な業務とは?
ビジネスをやっている以上、効率をまったく考えないのは問題です。ただその一方で、十分に考えないと、目先の損得で動いてしまいがちです。
そう言えば、いま世の中では、働き方改革・生産性向上などが叫ばれています。その中には、こうした目先の損得みたいなものが含まれていないでしょうか。別の言葉で言えば、「効率的に見えて最も非効率な業務」です。気を付けたいものですね。
例えば弊所の場合で言えば、特許の実務とはこうするものだという先入観で長年同じような処理を行っていると、時代とともに非効率になることがあります。弊所としては、フットワークの軽さを生かして、常に時代にあった考え方をとり入れてまいります。
●いかがでしたでしょうか
ちなみに、今回のビジネス談義は、(長期的だけでなく)短期的なメリットもありました。こうしてブログのネタになっています(笑)。
弊所はまだ歴史も浅く、いろいろなことに挑戦できます。ビジネスのベースとなる部分の強化を図っています。すぐに効果が出なくても、確実にビジネスの足腰が鍛えられる、そういうことを大事にしていきたいと思います。
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●元ブログ(+αの情報あり)
https://www.tokkyoblog.com/archives/74514373.html
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