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国勢調査100周年を前に、LGBTQ9団体が共同発起で超党派議連に提言書を提出
8月20日に超党派議連「LGBTに関する課題を考える議員連盟」リーダー衆議院議員馳浩氏に国勢調査において、同性カップルの集計・発表を求める要望書を提出いたしました。
(※プレスリリースより抜粋)
要望書提出に同席したメンバー
・特定非営利活動法人EMA日本 理事長 寺田和弘
・自治体にパートナーシップ制度を求める会 事務局 時枝穂
・同性パートナーシップ・ネット 代表代理 永野靖
・一般社団法人fair 代表理事 松岡宗嗣
・認定NPO法人ぷれいす東京 代表 生島嗣
・一般社団法人Marriage For All Japan – 結婚の自由をすべての人に – 理事 松中権
▼国勢調査、同性カップルをカウントせず「親族」扱い 識者「実態把握できぬ」(毎日新聞)
▼「同性カップルも家族」国勢調査での集計・発表を要望へ(東京新聞)
【要望の趣旨】
1、国勢調査にて、長くエラー扱い、あるいは「他の親族との同居世帯」として集計されてきた同居同性カップルを、実体通りに集計し、同性カップル世帯数として発表して下さい。
2、未届けでも婚姻と回答・集計される、男女の内縁・事実婚のカップルと同等に、二人の性別が「同性」、続き柄が「世帯主の配偶者」と回答した世帯を、同性カップル世帯として集計し発表して下さい。
3、来る2020年(令和2年)の国勢調査だけでなく、近年2010年頃
からのデータも同様に集計して、これらの数値も合わせて、発表して下さい。
「国勢調査における同居同性カップル数集計公表に関する要望」への賛同を集めています。団体として/ご個人としての当要望への賛同いただける方は、下記リンクフォームより、ご入力よろしくお願い致します。
レインボー国勢調査・オンライン学習会
今年は国勢調査の実施年です。国勢調査において、同性カップルは無視され続けてきました。前回(2015年)、前々回(2010年)の国勢調査の際も、同性カップルを集計して欲しいという声は上がっていましたが、今回も、現在のところ、同性カップルは、記載ミスとされるか、されなくても、おじ、おば、いとこなどのように「他の親族」に分類されることになっています。
同性カップルの存在をこれ以上、国の調査で無視されることがないよう、私たち一人ひとりにできることがあります。ただ、国勢調査の仕組みなど、分かりづらいところがあります。そこで、ゲストに、統計や国勢調査の専門家をお招きし、同性カップルについて、国勢調査がどうなっているのか、同性カップルはどう回答すればいいのかについて学び、同性カップルを集計させるためにはどうしたらよいか、を考える会を開催します。
▼日時:2020年8月30日(日)13時~14時半
オンライン(ツール:ZOOMを使用)
▼スピーカー
・池田宏(レインボー国勢調査キャンペーン・メンバー)
「一般社団法人Marriage For All Japan – 結婚の自由をすべての人に –」メンバー
▼ゲスト
・岩本健良(金沢大学准教授)
・釜野さおり(国立社会保障・人口問題研究所人口動向研究部第二室長)
▼参加対象:マリフォーの賛同団体のメンバーの他、国勢調査で同性カップルが集計されることを望む団体のメンバーや個人
▼参加方法:下記、リンク先参加フォームよりお申込ください。
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