パパは超サイヤ人
息子は最近ドラゴンボールにハマっている。
何かにつけて、ベジータの「ダニィ!?(なにぃ!?)」を連発するし。
私への話題は
「ベジットはどれくらい強いのか」
「フュージョンとポタラはどっちが良いのか」
などなど、彼のマイブームのようだ。
私が子供の頃ハマッていた作品が、
世代を超えて受け継がれているのは嬉しい。
そんな私は夢の中で、スーパーサイヤ人になったことがある、
という話を息子にした。
中学生ごろの時間軸で、
なにやら不良グループが悪さをしているところに、
自分も巻き込まれてしまい、
不良グループごと先生に罰を受けることになった。
どこかの島に連れてこられ、
先生に「ここにいる原住民に勝てたら、悪いことをしたのを許してやる」
といわれた。
仮面をつけて、槍や弓矢を持っている原住民。
不良グループは次々と槍や弓矢で○されてしまう。
残ったのは自分一人。
天下一武道会のような、石の舞台に立ち、
相手の原住民と拳同士で戦う。
戦うその様は、ドラゴンボールでよく描写される、
高速でパンチやキックをするあの様である。
夢の中なのに、
あいての拳の重さがしっかり伝わってくる。
しばらく戦っていても決着がつかない。
そこで自分は自信満々にこういう。
「どうやら力は互角みたいだな」
「だけど残念だったな。俺はスーパーサイヤ人ってのになれるんだ!」
そういうと私はあのスーパーサイヤ人になるエフェクトや音とともに
スーパーサイヤ人になった。
さらに自分は続ける
「ちなみに、このあとスーパーサイヤ人2、
そして3への変身も残しているんだ。
そうなれば強さはさらに何倍にもなる」
それを聞いた相手の原住民は逃げ出してしまった
といったところで夢から醒めた。
(よくここまで覚えているものだ)
それを息子に話すと、目を輝かせていた。
ぼくも(夢の中で)スーパーサイヤ人になれるかな!?
あぁ、俺の子供だからな。なれるさ。
だけど、かなりの修行が必要だぞ。
そういうと息子は笑っていた。
ちなみにパパは
かめはめ波も打ったことがあるし、
空を飛ぶこともできる
そう付け足すと、
息子は口をあんぐり開けて
目をキラキラさせていた。
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