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MANZAI NIGHT(2022年10月8日)

浅草リトルシアターの夜のライブ! なんか前に行った時とはシステムが変わって二部制というわけではなくなったらしい。それでも出演芸人9組のネタを2本ずつ見られるというパワフルかつお得さは相変わらず!
そんなお笑いライブには黒幕がいたらしく……?

今の思いや考え(主にM-1回り)を混ぜると複雑になってしまうので、観ていた当時思ったことを素直に書く方向性でレポを残します。トーク中は撮影可ということで、写真も撮ったので載せます(成功率は前回と比較してあまり上がっていない)


MC:ギャビッツ&グリーンランプ

まずは自己紹介から始まるが、グリーンランプの中村さんが「吉本です」と大ウソをつくw

本物と偽者が対峙する場面も!?

当然のようにキングオブコントの真裏であることにも言及していました。そんな中でもお客さんがたくさん入っていて、お笑いって色々ある!
真裏にキングオブコントがあるということで、後で見る予定のある人はネタバレを警戒している。ヤフーニュース、ツイッター、テレビ、どこでバラされるかわかったものじゃないからね
ギャビッツの吉本さんは過去にクリスマス会に出席していてM-1GP2008を見られず、母親からのメールで優勝者を知ると言う苦い経験の持ち主でした……あの時代でもネタバレされることあるんだぁ
注意事項の説明もありつつ、MANZAI NIGHTが始まります!

「スタート!」でお辞儀する人は割と珍しいような気がする


漫才前半

・百獣マダム(キスのタイミング)
勢い、落差、勢いというまさにジェットコースターみたいな漫才(遊園地デートだからそういう例えにしたわけではない)
ブリッジをはさむ、舞台を広く使うと言う意外性もあってよかった

・グリーンランプ(カフェ)
「歌いながらコーヒーを作るカフェをやりたい」というのがテーマ
店名からしてパワーワードで、「アルプスの少女ハイジ」の主題歌に合わせたせわしなさと無の部分の差が面白かった

・ギャビッツ(校長先生の見守り)
前に観に行ったMANZAI NIGHTで見たネタだ。また見られて嬉しい!
壁に向かって話しかける件でめちゃ笑った。ちゃんと伏線はあったんだよ。あったんだけど、あったとてなんだよあれ。おかしいもん

・観音日和(コンサート)
振りかぶるようなボケから、さりげないボケまで、緩急の付け方がとてもうまい。「そうなの?」という笑いもあって、非常に南無い漫才でした(使い方あっているのかこれ)
でも一番笑ったのは「一休さん」に引っ掛けた、書くのがためらわれるワードです。お坊さんが言っちゃだめだと思う

・おしへん(マンションを建てたい)
あぁ~住人じゃなくて管理者側か~
こういう複雑(ただ、真面目に考えてついていく必要もぶっちゃけなさそう)なボケは面白い試みだなぁと思った

・シュテンドウジ(上下関係)
現実的なマウントから、くだらない比較まで入り込んでいて面白かった
お互いにマウントを取ろうとするネタの最終形態だったのかもしれない。突き詰めると、床にめり込んでいくものなの?

・くじら8号(相方の結婚)
ジョージさんが結婚したことが話の軸。ひらくさんの嘆きと奇行から始まって、話が変わって後半でちょっとかわいそうな展開になる
ひらく「俺、ハードオフ?」

・シマウマフック(タイムマシン)
ボケしょうもない、ツッコミうまい、それをヤカベさんと分担してやればちゃんと漫才になるはずなのに、なぜシマダさんがワンオペでやっているんだ!?
シマダ「天使お前すぎるなー」
さりげない言葉にも面白味がある

・スーパートマト(手術を嫌がる人を励ます)
また見られて嬉しいネタだ! やっぱり全体的に渋みのあるネタで、励まし方の間違えようも面白い。あと、嫌がり方の迫真さもいいですよね


中MC:シマウマフック&シュテンドウジ&くじら8号

この人数が一度に舞台に上がることはなかなかなさそうだ

実はシュテンドウジとくじら8号は再結成組
再結成前はシュテンドウジはバチバチ不仲、くじら8号はそこそこ仲が良かったという違いがあった
再結成のエピソードも二組は対照的。くじら8号はLINEで再結成が決まるというお気軽な感じだったが、シュテンドウジは大清水さんがしばらくピンでやって、病んで、ある日上田さんをマクドナルドに呼び出したという経緯。当時の大清水さんはガリガリにやせていて死神みたいだったとのこと
上田「俺、連れていかれる!?」
そりゃあ、再結成もするでしょうね

ヤカベ「相方、そんなに見つからないの?」
率直な疑問だろうけどあの二組にぶつけるのは……wまともな人はすぐ別の人を見つけられるが、そうじゃない人は見つからないというなかなかな話が出ていました

シマダ「ぶつかり合いの漫才に憧れる」
ただでさえ楽をしていると思われるヤカベさんが「なるほどね」を「なるほど」、さらに「なる」にまで略そうとしたことがある(さすがに「なる」はシマダさんが阻止する)
どこまで楽をする気なんでしょうね?

くじら8号
シュテンドウジ
シマウマフック


漫才後半

・百獣マダム(職務質問)
まさかのリズムネタ
不穏なシチュエーションではあるけど、ノリとテンポが良くて面白かった

・グリーンランプ(不倫の定義)
類義語含めて何回一発アウトのワードを言うんだよw

・ギャビッツ(リストラ)
だめだこの会社、一人クビにした程度じゃどうにもならないや。自爆の過程になぜか現実味があった

・観音日和(SNS)
仏教をバズらせたいと、あの手この手が千手観音のごとく飛び出す! お坊さんのバズらせの基準はよくわからないけど、仏教知識がなくても面白い

・おしへん(質量保存の法則)
前半と後半でボケとツッコミを入れ替えてきた!
コンビ間にも質量保存の法則がある。こういう大バカ科学ネタは好きなんですよ。ずっと理にかなっていないことをさも筋が通っているように言い続けているって面白いじゃないですか
じろ「法則を超越した……!?」
どう表現すればいいのかわからないけど、最後は虚空をガン見するような、すごい顔をしていた

・シュテンドウジ(歴史クイズ)
シュテンドウジの得意分野……なんだけど、最後の最後にニコニコしてごまかす大清水さんがおかしかった

・くじら8号(ドライブデート)
ひらく「彼女ができたらデートしたい」
前半の漫才のことを考えると、前向きになってくれてよかったーと思った。そしてひらくさんの発注を受けてジョージさんが演じた彼女が完全にぶっこわれていて面白かった。顧客が本当に求めていた者とはあまりにもかけ離れ過ぎている

・シマウマフック(タイムマシン2)
まさかの続き物だし、歴史の世界にはいくらでも面白いことがある
負荷がかかりすぎてついにネタを飛ばした部分も利用したのはアドリブの力なのか、それとも……?
シマダ「お笑いブラック企業か!」

・スーパートマト(年齢・貯金)
岡部さんがずっと小田島さんの年齢と貯金のことをこすり続けて、さらに悪口を付与している、善悪でいえば相当悪い漫才。リアリティのあるところに笑ってしまう


エンディング

MC:スーパートマト
笑友会員や鯨缶の説明をする岡部さん
説明の基準が「60円(源泉無し)」なので、おひねりに至っては「何万年分」という表現になるw
小田島さんは苦笑いしながら見守っていました

エンディングでは、出演芸人を呼んでのトークもあるんです!

さらに大人数に!

・百獣マダム&グリーンランプ
現コムと脱コムの夢の競演! 脱コムの真相はよくわからないけど、グリーンランプが元気そうでよかったです

何だかしみじみしちゃう並び
ホリプロコムの事務所ライブの告知をするも、時間や場所がなんだか曖昧w
「19時ぐらい」「新宿バティオスらへん」
後のコム芸人さんのために告知の余地を残してくれていたのかも!?
浅井企画の事務所ライブの告知をしていました

・ギャビッツ
事務所ライブはオーディションに落選した上にネタにダメ出しをされ、M-1も一回戦落ちだから何もないと嘆く。た、大変だな~w

何らかの形で逆襲できることを願うばかりです

・観音日和
ネタの中で般若心経をカットしたことを謝罪……いや、わかんないよ!

いい具合に後光も差している

YouTubeの宣伝をしていました。チャンネル名を言っただけで笑いが起こっていました

・おしへん

印籠のごとくQRコードを出したのは良かったが
一年間使い続けていたので年季を指摘される
確かに角の方がボロくなっている

・シュテンドウジ
フールの久保さんに誘われてこのライブに出ることになったらしい。ですよねー!

ここでやっとホリプロコム事務所ライブの具体的かつ確定的な時間・場所を聞けました

・くじら8号
現在フリーだが、今度ライジングアップを受けるので、そのライブに出るとのこと。ホリプロコムで言うエントリーみたいなものがあるのだろうか

目力がすごい場面があった

・シマウマフック
シマウマフックもまたフールの久保さんに誘われてライブに出ることになった。Twitterでも言っていたね

しかし肝心のフールはいないことから、「フールの座をかけた殺し合いをやるの?」と疑いだすw

久保さんがこの近くでNSC生と飯を食べていることが疑惑を加速させるw
完全に黒幕の動きじゃないか……とますます確信しました

以上、MANZAI NIGHTでした!
この時期だからか何だか楽しさの中に、ヒリヒリとした空気もあるような、独特な雰囲気があったような気がしました

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