6.人には2種類の時間が流れている
人には2種類の時間が流れているって知ってますか?
こうしている今も1秒、1分、1時間と時間が流れています。
これは皆同じだと思います。
一方で自分の中で感じている時間はひとりひとり違っています。
平日に学校や仕事で過ごす1日
休日遊んだり好きなことをして過ごす1日
経過している時間は同じでも体感では早く感じたり遅く感じたりする経験は誰しもあると思います。
今日は外側で流れている時間と、自分の内側に流れている時間について書いていこうと思います。
興味を持った方はぜひ最後まで読んでいってください。
クロノス
まずは、皆誰しも平等に流れている外側の時間(クロノス)について。
クロノスと、このあと出てくる「カイロス」という言葉はどちらもギリシャ神話に出てくる神様の名前が語源で、それぞれ種類の異なる「時」を司っているそうです。
クロノスとは「量的な時間」のことで、1秒1分1時間と流れている客観的な時間を意味します。
クロノスは常に僕たちの生活に「時計」という形で視覚化されているのでわかりやすいかと思います。
カイロス
次に「カイロス」について説明します。
カイロスとは「質的な時間」のことで、チャンスやタイミングなど主観的な時間を意味します。
人にとって大事な時間や決定的瞬間は違うもので、その瞬間に流れる時間は2度と同じ時は現れません。
クロノスの世界でカイロスを生きる
人に与えられているのがクロノス。
人に訪れるのがカイロス。
クロノス時間は常に流れていて、遅くしたり早めたりすることはできません。
でもカイロス時間は違います。自分が普段何を考えてどういう行動をとるか。もっと長いスパンでいうとどんな人生にしたいかによってカイロス時間の長さ(質)は変わってきます。
カイロス時間を伸ばすには自分自身が常にアンテナを張って、チャンスやタイミングを逃さないこととが大事なのかなと思います。